セミナーアーカイブ動画の活用|出版記念イベントを2次・3次コンテンツに展開する方法

書籍を出版した著者やビジネスパーソンにとって、出版記念イベントは単なる「お祝いの場」ではありません。新しい顧客との出会い、既存ファンとの絆の深化、そして自身のブランド価値を高める重要なマーケティング施策です。

しかし、多くの主催者が見落としているのが、「イベント当日だけで終わらせてしまう」という機会損失です。実は、出版記念イベントやセミナーの真の価値は、イベント終了後にこそ最大化されます。その鍵を握るのが「アーカイブ動画」の戦略的活用です。

動画コンテンツは静止画の12倍のエンゲージメントを生み、イベント参加者のコンバージョン率は通常の5~10倍にも達するというデータがあります。さらに、リアルな感情が写った素材はクリック率が3倍になるという調査結果も報告されています。

本記事では、出版記念イベントやセミナーのアーカイブ動画を、継続的にリードを獲得し、商談を生み出し、ビジネス成果につながる「資産」へと変える具体的な方法を徹底解説します。

赤堀亘
監修者 AiWiLL代表 赤堀亘

AiWiLL(株) 代表取締役 / 年間100企画以上イベント制作 / 生成AI顧問8社 / 生成AI活用とイベントマーケティングのスペシャリスト集団を束ね、ビジネス資産となるイベントマーケティング戦略および制作事業を展開。

『あり得ない発想』で「あり得ない成果」を。というスローガンのもとメディアに取り上げられる展示や出版イベント、カンファレンス、セミナーを手掛ける。SNSの総フォロワー数は1万人超え(X,Instagram,TikTok – 2026年1月現在)


AiWiLLでは「商談獲得」や「採用」などの目的から逆算し、イベントを単発で終わらせない『コンテンツ資産』として企画・制作しています。

制作したイベントは、その後の集客や営業につながる仕組みにも展開可能です。全体像は下のサムネイルに漫画でまとめているので、ぜひタップしてご覧ください。

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また、漫画の巻末には、「過去の出版イベントセミナーアーカイブ」や「イベントの教科書」、「イベント運営マニュアル-チェックリスト」などのお役立ち資料を無料で配布しています。

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目次

1. アーカイブ動画とは?イベントマーケティングにおける重要性

1-1. アーカイブ配信の基礎知識

アーカイブ配信とは、ライブ配信や集合型イベントの録画・記録を後にオンデマンド形式で配信することを指します。「アーカイブ(Archive)」は「記録を保管するための場所」を意味し、ビジネスシーンでは貴重な情報資産として位置づけられます。

出版記念イベントやセミナーにおけるアーカイブ配信の対象となるのは以下のようなコンテンツです:

  • ライブ配信されたセミナーやトークイベント:配信された内容を録画し、イベント終了後にオンデマンド形式で再公開
  • リアル会場でのみ開催されたイベント:会場での様子を撮影し、後日オンライン視聴可能な形で配信
  • ハイブリッド形式のイベント:リアル参加者とオンライン参加者の両方に向けて実施されたイベントの記録

1-2. ライブ配信・オンデマンド配信との違い

ライブ配信は、テレビの生放送のように、映像や音声をリアルタイムで視聴者に届ける方法です。リアルタイム性が最大の特徴で、チャット機能を使った視聴者と主催者の交流が可能です。しかし、特定の日時にスケジュールを合わせる必要があり、参加できない人は内容を見ることができません。

オンデマンド配信は、事前に制作・編集された動画コンテンツを、視聴者が好きなタイミングで視聴できる形式です。NetflixやAmazon Primeのような映像配信サービスも、このオンデマンド配信の一種です。

アーカイブ配信は、オンデマンド配信の一種ですが、ライブ配信やイベントの「二次利用」を目的とした配信を特に指します。つまり、ライブやリアルイベントが「主」であり、アーカイブはその価値を延長・拡大するための手段となります。

1-3. 出版記念イベントでアーカイブが不可欠な理由

出版記念イベントは、著者と読者が直接つながる貴重な機会です。しかし、物理的・時間的な制約により、参加できる人数には限りがあります。

例えば、会場のキャパシティが100名だった場合、潜在的に興味を持っている1,000名のうち、わずか10%しかイベントを体験できません。残りの90%は、せっかくの機会を逃してしまうことになります。

アーカイブ動画を活用することで:

  • イベント当日に参加できなかった人にもコンテンツを届けられる
  • 地理的な制約を超えて、全国・全世界の読者にリーチできる
  • 時間的な制約を解消し、視聴者の都合の良いタイミングで視聴してもらえる
  • 何度も繰り返し視聴してもらうことで、メッセージの浸透度が高まる

さらに重要なのは、アーカイブ動画がマーケティング資産として機能する点です。一度制作したコンテンツを、SNS、ウェブサイト、メールマーケティング、広告など、さまざまなチャネルで活用できます。

2. セミナーアーカイブ動画の7つのメリット

2-1. 視聴者にとってのメリット

(1) 自分の都合に合わせて視聴できる

ライブ配信やリアルイベントは特定の日時に開催されますが、アーカイブ動画はいつでも視聴可能です。仕事や家庭の都合でライブ参加できなかった人も、夜間や週末など、自分のライフスタイルに合わせて内容を楽しめます。

(2) 何度も繰り返し視聴できる

重要な情報や印象的なメッセージは、一度聞いただけでは完全に理解できないことがあります。アーカイブ動画なら、気になる箇所を何度も見返したり、メモを取りながらじっくり視聴したりできます。

特に、ビジネス書や専門書の出版記念イベントでは、著者が語るノウハウや事例は、視聴者にとって貴重な学習コンテンツとなります。繰り返し視聴することで、理解が深まり、実践につながります。

(3) 倍速再生や巻き戻しで効率的に視聴

現代の視聴者は時間効率を重視します。アーカイブ動画では、1.5倍速や2倍速での再生が可能で、短時間で多くの情報を得られます。また、聞き逃した部分を巻き戻して確認できるため、ライブ配信よりも情報の取りこぼしが少なくなります。

2-2. 配信者(主催者)にとってのメリット

(4) より多くの人にリーチできる

イベント当日の参加者数には物理的な限界がありますが、アーカイブ動画はその制約を取り払います。イベント開催後に存在を知った人、当日は参加できなかったが後から興味を持った人など、幅広い層にコンテンツを届けられます。

(5) 編集により品質とメッセージ性を高められる

ライブ配信では避けられない「間」や「言い間違い」「技術的なトラブル」も、編集によってスムーズな視聴体験に変換できます。重要なメッセージにテロップを追加したり、BGMで雰囲気を演出したりすることで、視聴者の理解度と満足度が向上します。

さらに、長時間のセミナーを、テーマ別に複数の短い動画に分割することも可能です。「第1章:マーケティング戦略」「第2章:SNS活用術」のように分けることで、視聴者は自分の興味がある部分だけを選んで視聴でき、視聴完了率が高まります。

(6) 継続的なリード獲得装置として機能する

アーカイブ動画を「メールアドレス登録」や「資料請求」と引き換えに提供することで、継続的に見込み顧客(リード)を獲得できます。イベントは一度きりですが、アーカイブ動画は何ヶ月、何年にもわたってリードを生み出し続ける「自動化されたマーケティング装置」となります。

(7) マーケティングファネル全体で活用できる

アーカイブ動画は、マーケティングファネルのあらゆる段階で活用可能です:

  • 認知段階:SNSでのティザー動画やハイライト映像で関心を喚起
  • 興味・関心段階:メールマーケティングでの配信や、ウェブサイトへの埋め込み
  • 比較・検討段階:商談前の事前学習コンテンツとして営業資料に組み込む
  • 購入段階:既存顧客へのアップセル・クロスセル材料として活用
  • ロイヤリティ向上段階:コミュニティメンバー限定コンテンツとして提供

3. アーカイブ動画活用の課題とその解決策

アーカイブ動画には多くのメリットがありますが、同時にいくつかの課題も存在します。これらの課題を理解し、適切に対処することが成功の鍵です。

3-1. 課題①:視聴率・完了率が低い

アーカイブ動画は「いつでも見られる」という利便性がある反面、「今すぐ見なければ」という緊迫感が薄れるため、視聴率が低下しがちです。また、長時間の動画は途中で離脱されやすいという傾向があります。

解決策:

  • 視聴期限を設定する:「〇月〇日まで限定公開」とすることで、視聴の緊迫感を創出
  • 動画を短く編集する:60分のセミナーを15分×4本に分割し、視聴ハードルを下げる
  • ショート動画・切り抜き動画を作成する:1~5分のハイライト版を作り、SNSやメールで配信
  • 視聴特典を用意する:「最後まで視聴した方に特典資料をプレゼント」などのインセンティブ

ある調査によると、動画の長さによって視聴率には大きな差があります:

  • 60分の長尺動画:平均視聴率 約7.8%
  • 5分の切り抜き動画:平均視聴率 約40%
  • 1分のショート動画:平均視聴率 約80%

3-2. 課題②:双方向コミュニケーションが取りにくい

ライブ配信では、チャットやQ&A機能を使ってリアルタイムで視聴者と交流できますが、アーカイブ動画ではそれができません。視聴者が疑問を抱いても、その場で解決することが困難です。

解決策:

  • コメント欄やQ&A掲示板を設置:動画視聴ページに質問フォームを設け、できるだけ早く回答
  • FAQ動画を追加制作:視聴者から寄せられた質問をまとめ、追加の解説動画を作成
  • チャットボットの導入:AIチャットボットを設置し、よくある質問に自動回答
  • 視聴者限定オンライン交流会:アーカイブ視聴者向けに、著者との質疑応答セッションを後日開催

3-3. 課題③:ライブイベントの参加率が下がるリスク

「アーカイブで見られる」と事前に告知すると、「ライブに参加しなくてもいいか」と考える人が増え、ライブイベントの出席率が低下する可能性があります。

解決策:

  • ライブ参加限定特典を用意:「ライブ参加者のみが受けられるQ&Aセッション」「限定資料のプレゼント」「著者との直接対話の機会」など
  • ライブとアーカイブで内容を差別化:アーカイブでは基調講演のみを公開し、パネルディスカッションやワークショップはライブ限定にする
  • リマインド施策を徹底:開催前日・当日にメールやSNSでリマインドし、ライブ参加の価値を訴求

3-4. 課題④:編集や配信の準備に時間がかかる

アーカイブ動画を公開するには、録画データの編集、字幕の追加、配信プラットフォームへのアップロードなど、多くの作業が必要です。これらを自社で全て行うには、専門知識と時間が必要です。

解決策:

  • プロの制作会社に依頼する:イベント撮影から編集、配信までをワンストップで任せる
  • イベント企画段階から「アーカイブ前提」で設計:編集しやすい構成(章立て、トピックごとの区切り)でイベントを進行
  • 自動化ツールを活用:AIによる自動字幕生成、自動編集機能を持つ動画配信プラットフォームの活用

4. 出版記念イベントのアーカイブを2次・3次コンテンツに展開する7つの方法

アーカイブ動画の真価は、「そのまま配信する」だけでなく、さまざまな形に加工して多角的に活用することで発揮されます。ここでは、1つのイベントから複数のコンテンツ資産を生み出す具体的な方法を紹介します。

4-1. 【2次コンテンツ①】フルバージョンのアーカイブ配信

イベント全体を収録した完全版アーカイブ動画です。イベントの熱気や雰囲気をそのまま伝えられるため、臨場感を重視したい場合に有効です。

活用方法:

  • イベント参加者への復習用コンテンツとして提供
  • 高い関心を持つ見込み顧客へのナーチャリングコンテンツ
  • 社内研修や教育目的での二次利用

公開設定例:

  • イベント参加者限定で1週間公開
  • メールアドレス登録者に1ヶ月間公開
  • 有料会員・コミュニティメンバーに長期公開

4-2. 【2次コンテンツ②】テーマ別分割動画

6090分のセミナーを、1015分のテーマ別動画に分割します。視聴者は自分の興味がある部分だけを選んで視聴でき、視聴完了率が大幅に向上します。

分割例:

  • 第1章:「出版に至った背景とストーリー」(10分)
  • 第2章:「書籍の核となる3つのメソッド」(15分)
  • 第3章:「読者が実践できる具体的ステップ」(12分)
  • 第4章:「Q&Aセッション ハイライト」(8分)

活用方法:

  • ウェブサイトのコンテンツライブラリに掲載
  • メールマーケティングで週1本ずつ配信し、継続的な接点を創出
  • YouTubeチャンネルでシリーズ化して公開

4-3. 【2次コンテンツ③】ハイライト・切り抜き動画

イベントの中で特に反響が大きかった部分や、印象的なメッセージを3~5分に編集した動画です。視聴ハードルが低く、SNSでの拡散力が高いのが特徴です。

切り抜きポイント:

  • 著者の核心メッセージ(「この本で最も伝えたいこと」)
  • 参加者の笑いや拍手が起きた場面
  • ゲストとの対談での名言・エピソード
  • 質疑応答での秀逸な回答

活用方法:

  • SNS(Twitter, Instagram, LinkedIn, Facebook)での投稿
  • 広告クリエイティブとしての活用
  • メールマガジンの冒頭で紹介し、フルバージョンへの誘導

4-4. 【3次コンテンツ①】1分ショート動画(縦型)

TikTok、Instagram Reels、YouTube Shortsなど、縦型ショート動画プラットフォーム向けに最適化した1分以内のコンテンツです。若年層や新規層へのリーチに効果的です。

制作のポイント:

  • 縦型(9:16)フォーマットで制作
  • 冒頭3秒で視聴者の関心を掴む
  • テロップを大きく、読みやすく表示
  • BGMやエフェクトでテンポ良く編集

コンテンツ例:

  • 「著者が語る、この本を書いた理由とは?」
  • 「参加者が最も驚いた3つの事実」
  • 「イベントの舞台裏 〜準備から本番まで〜」

4-5. 【3次コンテンツ②】静止画コンテンツ(インフォグラフィック、名言画像)

動画から切り出した画像やスクリーンショットを活用し、視覚的に魅力的な静止画コンテンツを制作します。

制作例:

  • 著者の名言を抜き出したテキスト画像
  • セミナーのポイントをまとめたインフォグラフィック
  • イベントの様子を伝えるフォトレポート(10枚程度の写真スライド)

活用方法:

  • Instagram、Pinterestへの投稿
  • ブログ記事内のアイキャッチ画像
  • プレスリリースやメディア向け資料

4-6. 【3次コンテンツ③】文字起こし記事・ブログコンテンツ

アーカイブ動画の音声を文字起こしし、読みやすく編集したテキストコンテンツです。動画を見る時間がない人や、テキストでの情報収集を好む人にリーチできます。

制作のポイント:

  • 話し言葉を読みやすい書き言葉に整える
  • 見出しや段落を適切に配置し、スキャン可能な構造にする
  • 重要なポイントは太字や箇条書きで強調
  • 関連する書籍情報や購入リンクを適所に挿入

SEO効果:

  • 検索エンジンからの自然流入を獲得
  • ロングテールキーワードでのヒット
  • 動画だけでなく記事経由でもリードを獲得

4-7. 【3次コンテンツ④】ポッドキャスト・音声コンテンツ

アーカイブ動画から音声のみを抽出し、ポッドキャストやSpotify、Apple Podcastsで配信します。通勤中やジョギング中など、「ながら聴き」をする層にアプローチできます。

活用シーン:

  • 通勤・移動時間
  • 家事や運動をしながら
  • 就寝前のインプット時間

配信プラットフォーム:

  • Apple Podcasts
  • Spotify
  • Google Podcasts
  • Amazon Music
  • Voicy(日本のボイスメディア)

5. アーカイブ動画を活用したマーケティングファネル戦略

アーカイブ動画は、顧客獲得プロセスの各段階で戦略的に活用することで、効果を最大化できます。

5-1. 認知段階:ショート動画・ティザーでの拡散

**目的:**まだあなたの書籍や活動を知らない人に存在を知ってもらう

活用コンテンツ:

  • 1分のショート動画(TikTok, Instagram Reels, YouTube Shorts)
  • 15秒のティザー動画(Twitter, Facebook広告)
  • インパクトのある名言画像

配信チャネル:

  • SNS有機投稿
  • SNS広告(Facebook広告、Instagram広告、TikTok広告)
  • YouTube広告(バンパー広告)

成果指標(KPI):

  • インプレッション数
  • 動画再生回数
  • エンゲージメント率(いいね、コメント、シェア)

5-2. 興味・関心段階:ハイライト動画でのエンゲージメント

**目的:**興味を持った人に、もっと詳しい情報を提供し、関心を深める

活用コンテンツ:

  • 3~5分のハイライト動画
  • テーマ別分割動画の一部
  • イベントレポート記事(文字起こし)

配信チャネル:

  • YouTubeチャンネル
  • ウェブサイト・ブログ
  • メールマガジン
  • LinkedIn記事

CTA(行動喚起):

  • 「フルバージョン視聴のためのメールアドレス登録」
  • 「書籍の詳細ページへの誘導」
  • 「次回イベントの案内登録」

成果指標(KPI):

  • 動画視聴完了率
  • ウェブサイト訪問数
  • メールアドレス登録数(リード獲得数)

5-3. 比較・検討段階:フルバージョンでの価値提供

**目的:**あなたの専門性や人柄を深く理解してもらい、信頼を構築する

活用コンテンツ:

  • フルバージョンのアーカイブ動画(60~90分)
  • テーマ別分割動画の全編
  • Q&Aセッションの完全版

配信方法:

  • メールアドレス登録と引き換えに視聴URLを提供
  • 会員限定サイトでの限定公開
  • ウェビナープラットフォーム(Zoom, YouTubeプレミア)での配信

追加施策:

  • 視聴後アンケートの実施
  • 視聴完了者への特典資料(スライドPDF、ワークシート)の提供
  • 営業担当からのフォローアップ連絡

成果指標(KPI):

  • 視聴時間・視聴完了率
  • アンケート回答率
  • 資料ダウンロード数
  • 商談・問い合わせ数

5-4. 購入・成約段階:限定コンテンツでのクロージング

**目的:**購入・契約の最後の一押しをする

活用コンテンツ:

  • 購入者限定の追加セミナー動画
  • 「購入者の声」動画(参加者インタビュー)
  • 「購入後のサポート」紹介動画

配信方法:

  • 商談時に営業担当が資料として提示
  • 見積もり提示メールに動画リンクを同梱
  • 購入検討中の顧客へのリマインドメール

成果指標(KPI):

  • 成約率
  • 購入単価
  • 契約までの期間短縮

5-5. ロイヤリティ向上段階:コミュニティでの継続的な関係構築

**目的:**既存顧客との関係を深め、リピート購入やファン化を促進

活用コンテンツ:

  • 会員限定の過去イベントアーカイブライブラリ
  • 「メンバーだけが視聴できる特別対談」
  • 「舞台裏トーク・未公開映像」

配信方法:

  • 会員サイト・コミュニティサイト
  • オンラインサロン(Discord, Slack, Facebookグループ)
  • 定期的なメールマガジン

成果指標(KPI):

  • 会員継続率
  • コミュニティ内のエンゲージメント
  • アップセル・クロスセル率

6. アーカイブ動画を制作・配信するための実践ステップ

ステップ1:イベント企画段階での設計

アーカイブ活用を前提にイベントを企画することが重要です。

チェックリスト:

  • □ イベントの構成を「章立て」で明確化(編集しやすくする)
  • □ 各セクションの時間配分を計画(10~15分単位が理想)
  • □ 撮影・録画体制の確認(カメラ台数、音響、照明)
  • □ 登壇者・ゲストから事前に動画使用の許諾を取得
  • □ 参加者への事前告知(「本イベントは録画され、後日配信されます」)

ステップ2:当日の撮影・録画

撮影のポイント:

  • プロのカメラマンに依頼するのが理想(編集の手間が大幅に削減)
  • 複数カメラでの撮影(登壇者、会場全体、スライド)
  • 高品質な音声収録(外部マイクの使用)
  • 予備の録画装置を用意(トラブル対策)

推奨機材:

  • カメラ:4K対応のビデオカメラまたは一眼レフ
  • マイク:ピンマイク、ガンマイク
  • 照明:LED照明パネル
  • 録画ソフト:Zoom(ウェビナー機能)、OBS Studio、vMix

ステップ3:編集作業

基本的な編集作業:

  • イベント前後の不要部分をカット
  • 音量の調整、ノイズ除去
  • スライドや画面共有の映像を挿入
  • テロップ(字幕)の追加
  • オープニング・エンディング映像の挿入

高度な編集作業:

  • BGMの追加
  • トランジション効果
  • グラフィックやアニメーションの挿入
  • カラーグレーディング

編集ツール:

  • 初心者向け:iMovie(Mac), Windows Movie Maker
  • 中級者向け:Adobe Premiere Pro, Final Cut Pro
  • プロ向け:DaVinci Resolve

外注の選択肢:

  • 動画制作会社:1本10万円~50万円(尺や品質により変動)
  • フリーランス動画編集者:1本3万円~15万円
  • クラウドソーシング(ランサーズ、クラウドワークス):1本1万円~

ステップ4:配信プラットフォームの選定

無料プラットフォーム:

  • YouTube:広く公開したい場合に最適。ただし、限定公開でもURLが漏れるリスクあり
  • Vimeo(無料プラン):より細かいプライバシー設定が可能

有料プラットフォーム(法人向け):

  • J-Stream Equipmedia:視聴データの詳細分析、セキュアな配信
  • Brightcove:大規模配信、マーケティングオートメーション連携
  • Wistia:リードジェネレーション機能、A/Bテスト機能

プラットフォーム選定のポイント:

  • 視聴制限の設定(パスワード保護、ドメイン制限、視聴期間制限)
  • 視聴データ分析機能(誰が、いつ、どこまで見たか)
  • マーケティングツールとの連携(HubSpot, Salesforce, Marketo等)
  • セキュリティレベル(暗号化、DRM)

ステップ5:配信とプロモーション

配信開始のタイミング:

  • イベント終了後、できるだけ早く(理想は翌日~3日以内)
  • 視聴者のモチベーションが高いうちに公開

プロモーション施策:

  • イベント参加者へのサンクスメール(視聴URLを記載)
  • 未参加者へのアナウンスメール
  • SNSでの告知投稿(ハイライト動画も同時に投稿)
  • ウェブサイトのトップページにバナー掲載
  • プレスリリース配信

視聴促進のための工夫:

  • 「視聴完了者に特典資料プレゼント」
  • 「視聴後アンケート回答者に抽選でギフト券」
  • 「視聴者限定の次回イベント先行案内」

ステップ6:視聴データの分析と改善

分析すべき指標:

  • 総視聴回数
  • ユニーク視聴者数
  • 平均視聴時間・視聴完了率
  • 離脱が多い箇所(エンゲージメントドロップポイント)
  • 視聴デバイス(PC、スマホ、タブレット)
  • 視聴時間帯

改善アクション:

  • 離脱の多い箇所を特定し、次回の編集で改善
  • 視聴完了率が低い場合は、動画の分割や短縮を検討
  • 視聴データをもとに、関心度の高い顧客をセグメント化し、営業フォロー

7. AiWiLLのイベントマーケティングソリューション:アーカイブを資産化する全方位サポート

8-1. 従来のイベント会社との決定的な違い

多くのイベント会社は、「当日の運営代行」で業務が終了します。しかし、それでは出版記念イベントの価値を最大化することはできません。

従来のイベント会社:

  • 当日の運営サポートのみ
  • イベント終了後のフォローなし
  • アーカイブ動画の活用ノウハウなし
  • マーケティング視点の欠如

AiWiLL:

  • イベント前の集客設計から、当日運営、事後のコンテンツ化まで一気通貫
  • アーカイブ動画を「ビジネス資産」に変えるマーケティング戦略を提供
  • 動画編集、SNS展開、リード獲得施策まで全てワンストップで対応
  • データ分析に基づく継続的な改善提案

8-2. AiWiLLが提供する「イベントマーケティング」の全体像

AiWiLLは、出版記念イベントを「一過性のお祭り」で終わらせず、「継続的にビジネス成果を生み出す資産」へと変えます。

フェーズ1:イベント前(集客・期待値醸成)

  • ターゲット設定とコンセプト策定
  • 集客LP(ランディングページ)の制作
  • SNSプロモーション戦略の立案・実行
  • メールマーケティングによる参加促進
  • チケット販売・決済システムの構築

フェーズ2:イベント当日(最高の体験提供)

  • 受付・誘導オペレーション
  • 音響・照明・映像の技術サポート
  • プロカメラマンによる撮影(写真・動画)
  • リアルタイムSNS投稿(イベントの盛り上がりを拡散)
  • 著者・登壇者はゲストとの対話に専念できる環境

フェーズ3:イベント後(コンテンツ化・資産化)

  • アーカイブ動画の編集(フルバージョン、分割、ハイライト、ショート)
  • イベントレポート記事の作成
  • 写真素材の選定・納品
  • SNS用コンテンツの制作(切り抜き動画、名言画像)
  • アーカイブ配信ページの構築

フェーズ4:マーケティング活用(リード獲得・商談化)

  • アーカイブ動画を使ったリードジェネレーション
  • メールマーケティングでのナーチャリング
  • SNS広告での新規顧客獲得
  • 営業資料としての動画活用支援
  • CRMツールとの連携、スコアリング設定

フェーズ5:成果測定・改善提案

  • 視聴データの詳細分析
  • ROI(投資対効果)の可視化
  • 次回イベントへの改善提案
  • コンテンツライブラリの構築支援

8-4. AiWiLLを選ぶべき3つの理由

理由①:イベント×マーケティングの専門性

AiWiLLは単なるイベント会社ではなく、「イベントを起点としたマーケティング戦略」を設計できるプロフェッショナル集団です。デジタルマーケティング、SNS戦略、動画マーケティング、セールスファネル設計まで、統合的な視点で支援します。

理由②:ワンストップで全てを任せられる

企画、集客、運営、撮影、編集、配信、分析…これら全てを別々の会社に依頼すると、窓口が複数になり、調整コストが膨大になります。AiWiLLなら全てをワンストップで対応できるため、手間とコストを大幅に削減できます。

理由③:「著者ファースト」の徹底したサポート

AiWiLLのミッションは、「著者が本来やるべきこと=ゲストとの対話、メッセージの発信」に集中できる環境を作ることです。面倒な実務は全てAiWiLLが引き受けるため、著者はストレスなくイベントを楽しめます。

8-5. 料金体系:費用対効果を最大化する柔軟なプラン

AiWiLLでは、イベントの規模や目的に応じて柔軟なプランをご用意しています。

基本料金:55万円~/1企画

料金に含まれるもの:

  • イベント企画・コンセプト設計
  • 集客LP制作
  • 当日の運営サポート(受付、音響、撮影)
  • アーカイブ動画編集(1本)
  • イベントレポート記事作成

オプションサービス:

  • 追加のアーカイブ動画編集(分割・ショート動画):+10万円~
  • SNS広告運用:+15万円~/月
  • メールマーケティング設計・実行:+10万円~
  • 動画ポータルサイト構築:+30万円~

費用を抑える方法:

  • 共催形式:AiWiLLとの共催とすることで、費用を抑えることが可能。リード情報を共有し、アーカイブ映像を双方で利用できます。
  • スポンサー獲得支援:イベントスポンサーを募ることで、収益を確保し、実質的な費用を削減。

8-6. 無料相談で得られる3大特典

AiWiLLでは、初めてイベントを企画される方に向けて、無料相談を実施しています。無料相談にお申し込みいただくと、以下の3大特典をプレゼントします。

特典①:成功するイベントづくりの教科書 リード獲得、商談創出、ブランディングなど、目的別のイベント設計ノウハウを徹底解説した資料です。

特典②:絶対失敗しない運営チェックリスト プロが現場で愛用する、抜け漏れゼロの運営チェックリスト。これさえあれば、当日焦ることはありません。

特典③:イベント企画「壁打ち」無料コンサルティング(60分) 「こんなイベントをやりたいけど、実現できるか不安…」そんな悩みを、プロが徹底的にサポートします。

▼ 無料相談のお申し込みはこちら
 https://aiandwill.com/eventconcierge-form/

8. アーカイブ動画活用のよくある質問(FAQ)

Q1:アーカイブ動画を公開すると、ライブイベントの参加者が減りませんか?

A:確かにそのリスクはありますが、適切な設計により回避できます。以下の施策が有効です:

  • ライブ参加限定の特典(Q&Aセッション、限定資料、著者との交流)を用意
  • アーカイブでは一部のコンテンツのみを公開し、全編はライブ限定にする
  • ライブの価値(リアルタイムの臨場感、双方向コミュニケーション)を事前に訴求

実際、多くの事例では、「アーカイブがあるから安心してライブに参加できる(復習できるため)」という理由でライブ参加率が向上しています。

Q2:アーカイブ動画はどのくらいの期間公開すべきですか?

A:目的により異なりますが、一般的な推奨は以下です:

  • 短期集中型(1週間~1ヶ月):緊迫感を持たせ、視聴率を高めたい場合
  • 中期継続型(3ヶ月~6ヶ月):リードジェネレーションを継続的に行いたい場合
  • 長期資産型(無期限):コンテンツライブラリとして、長期的な価値を提供したい場合

また、「期間限定」を明示することで視聴の優先度が上がるため、初回公開時は短期設定し、その後再公開するという手法も効果的です。

Q3:動画編集は自社で行うべきですか?外注すべきですか?

A:自社にリソースと専門知識があれば内製も可能ですが、多くの場合は外注が効率的です。

内製のメリット:

  • コスト削減
  • 社内ノウハウの蓄積
  • 柔軟な修正対応

外注のメリット:

  • プロの高品質な仕上がり
  • 時間の節約(コア業務に集中できる)
  • 最新のトレンド・技術を反映

特に、出版記念イベントのような「著者のブランドイメージに直結する」コンテンツは、プロに依頼することで安心感と満足度が高まります。

Q4:アーカイブ動画から実際にリードは獲得できるのでしょうか?

A:はい、適切な設計により、高い確率でリード獲得が可能です。

リード獲得のための設計ポイント:

  • 視聴にメールアドレス登録を必須とする
  • 動画内に「資料ダウンロード」「無料相談申し込み」などのCTAを挿入
  • 視聴後アンケートで関心度を把握し、ホットリードを抽出
  • 視聴データ(視聴時間、完了率)をスコアリングに活用

実績として、多くの企業が「イベント参加者数の5~10倍のリード」をアーカイブ動画から獲得しています。

Q5:動画の著作権や肖像権はどうすればいいですか?

A:イベント企画段階で、関係者全員から許諾を得ることが重要です。

必要な許諾:

  • 登壇者・ゲストからの「録画・配信・二次利用の許諾」
  • 参加者への事前告知(「本イベントは録画され、後日配信されます」)
  • 音楽を使用する場合は、著作権フリーのBGMを使用(JASRAC等への手続きが不要)

AiWiLLでは、これらの法務面のサポートも含めて対応いたします。

9. まとめ:アーカイブ動画で、出版記念イベントの価値を10倍に

出版記念イベントは、著者と読者が直接つながる貴重な機会です。しかし、その価値をイベント当日だけで終わらせてしまうのは、あまりにももったいないことです。

アーカイブ動画を戦略的に活用することで:

  • イベント参加者の5~10倍の人にコンテンツを届けられる
  • 1つのイベントから、10種類以上の2次・3次コンテンツを生み出せる
  • 継続的にリードを獲得し、商談を生み出す「自動化装置」になる
  • 書籍の認知拡大、著者のブランド価値向上につながる
  • 一回きりではなく、何年も価値を生み出し続ける「資産」になる

成功のための3つのポイント:

  1. イベント企画段階から「アーカイブ前提」で設計する
  2. 複数のフォーマット(長尺・分割・ショート)で多様な層にアプローチする
  3. マーケティングファネル全体で戦略的に活用する

AiWiLLでは「商談獲得」や「採用」などの目的から逆算し、イベントを単発で終わらせない『コンテンツ資産』として企画・制作しています。

AiWiLLが選ばれる4つの理由

① 集客から開催、事後活用まで一気通貫でサポート
ウェビナーの企画・集客戦略の立案から、当日の運営、開催後のコンテンツ化まで、すべてをワンストップで対応します。

② リアルな感情を最強の素材に変える
イベント当日の写真・動画素材は、SNS、LP、広告、アーカイブ配信に活用でき、動画コンテンツは静止画の12倍のエンゲージメントを生み出します。

③ 従来のイベント会社との違い
従来のイベント会社は「運営代行のみ」で当日で終了しますが、AiWiLLはビジネス資産化まで設計し、集客→イベント→事後活用を一貫してサポートします。

④圧倒的費用対効果への追求
イベントは経費もリソースもかかります。いかにそのコストに見合うかという部分にこだわり、無駄を省き、AIで効率化し、チケット設定やクラファン活用、バックエンド設計、スポンサー戦略を駆使します。イベントを黒字開催、さらにバックエンド収益創出、イベント素材をコンテンツに2次転用し定常リード獲得チャネルを構築しROI最大化を行います。

全体像は下のサムネイルに漫画でまとめているので、ぜひタップしてご覧ください。

【大好評】イベントがWEBマーケティングを凌駕する圧倒的価値を完全解説!

また、漫画の巻末には、「過去の出版イベントセミナーアーカイブ」や「イベントの教科書」、「イベント運営マニュアル-チェックリスト」などのお役立ち資料を無料で配布しています。

他社と差をつけ「主役」となる事業作りを目指す方は、ぜひご活用ください。

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