2026年1月29日(木)静岡県熱海市のマックスバリュ熱海店にて、従業員の皆様を対象とした「生成AI活用ワークショップ」を開催しました。

今回の開催は、熱海のコワーキングスペース「naedoco」の根上氏のご縁から、マックスバリュ熱海店の長倉店長と繋がり、「ぜひ従業員の業務効率化や、新しい働き方のヒントに」という熱い想いで実現したものです。
会場となったのは、普段は従業員の皆様が休憩やミーティングに使用されているバックヤードの一室。
「スーパーマーケットの裏側で最先端のAIセミナー」というユニークなシチュエーションの中、業務の合間を縫って参加された皆様と共に、和やかかつ熱気のある1時間がスタートしました。

第1部:「晩ご飯どうする?」から始まるAI入門
〜冷蔵庫の写真を撮るだけで、献立問題が解決〜
「AIを使ったことがある方はいますか?」
冒頭、赤堀からの問いかけに、最初は少し緊張気味だった会場。しかし、話題が「毎日の家事」に移ると空気は一変しました。
「仕事で疲れて帰って、冷蔵庫に残っているのは半端な野菜だけ。そんな時、献立を考えるのって本当に面倒ですよね」
そこで紹介されたのが、Geminiを使った「冷蔵庫の中身写真からレシピを提案してもらう」という活用法です。 特に会場の共感を呼んだのは、「野菜嫌いの子どもがいる」というシチュエーションの実践でした。
赤堀:「例えば『野菜嫌いの10歳の子どもが喜ぶ、20分で作れるレシピを考えて』とAIに写真を送ります。するとAIは、野菜を細かく刻んでひき肉と混ぜる『キーマカレー』を提案してくれたりするんです。『野菜を隠す』という母の愛のような戦略まで、AIが瞬時に組み立ててくれるんですよ」


「人間に相談すると気を使うけれど、AIなら24時間365日、文句ひとつ言わずに相談に乗ってくれる」。この「気兼ねなさ」こそが、AIを生活に取り入れる最初の一歩であるというメッセージに、多くの参加者が頷いていました。
第2部:IQ120の「優秀なパートナー」を雇う感覚
〜AIに丸投げして、人間は”判断”に集中する〜
続いて話題は、AIとの「付き合い方」へ。
現在の生成AIは、IQ120(東大生レベル)以上の知能を持っているとも言われています。しかし、多くの人が「使い方が難しい」と感じてしまうのはなぜでしょうか。
赤堀は、AIを使う際の心構えとして「優秀なパートナーを雇った社長になること」を提唱しました。
- すべてを自分でやろうとしない(AIに任せる)
- AIが出してきた案に対して、人間が責任を持って「判断(決裁)」する
- 上手に指示(プロンプト)を出して、期待通りの成果物を引き出す
「AIは完璧ではありません。東大生だって間違えることはあります。だからこそ、『使えない』と切り捨てるのではなく、『どう伝えればうまく動いてくれるか』を考える。これは、部下や同僚とのコミュニケーションとも通じるスキルなんです」
AIへの指示出しが上手くなると、不思議と人間同士のコミュニケーションも円滑になる――。と、AI技術の話だけでなく、マネジメントやコミュニケーションの本質に触れるセッションとなりました。

ワークショップ:スマホ片手にレシピと「即席POP」作り
〜現場ですぐ使える!参加者の驚きの声〜
後半は、実際にスマートフォンを使ってAI(Gemini)を動かすハンズオンタイムです。
今回は、スーパーマーケットという場所柄に合わせ、「売り場の食材写真を撮って、おすすめレシピや販促フライヤーを作る」というワークを行いました。
「この商品の写真を撮って、『おすすめの食べ方』を聞いてみてください。そして、それを『フライヤー画像にして』と頼んでみましょう」
参加者の皆様がそれぞれのスマホで店内や手元の写真を撮影し、AIに話しかけます。
数秒後、画面にAIが生成した「彩り豊かなレシピ画像」や「キャッチコピー入りのポスター案」が表示されると、会場のあちこちから「おお!すごい!」「これ、そのまま売り場に貼れるんじゃない?」といった歓声が上がりました。
文字情報だけでなく、画像生成まで一瞬で行えるAIの実力に、参加者の皆様も「明日の業務からどう使えるか」をリアルにイメージされている様子でした。


質疑応答と会場の雰囲気
セッション終了後のQ&Aでは、具体的なツールの選び方や、今後の進化についての質問が寄せられました。

Q. AIツールはいろいろありますが、結局どれが一番いいんですか?
A. (赤堀)「今は好きなものでOK」
「今はGeminiがリードしていても、翌月にはChatGPTがアップデートして追い抜く、といったイタチごっこの状態です。なので『どれが一番か』を悩みすぎるより、まずは触りやすいものを一つ使い倒してみるのがおすすめです」
Q. AIはずっと使うと自分好みに育つんですか?
A. (赤堀)「その通りです。使えば使うほど阿吽の呼吸になります」
「AIは会話の履歴や文脈を記憶していきます。『この人はこういうトーンが好きだな』『以前の前提条件はこうだったな』と学習していくので、使い続けるほどに自分専用の秘書のように育っていきますよ」
まとめ
イベントの締めくくりとして、赤堀から参加者の皆様へ以下のメッセージが送られました。
「AIに仕事を任せることで生まれた時間は、ぜひ『家族との時間』や『自分の幸せ』のために使ってください」
AIは仕事を奪う敵ではなく、人間が人間らしく生きるための時間を生み出してくれる味方です。
マックスバリュ熱海店の皆様が、これからの業務や私生活でAIという「新しいパートナー」と共に、より豊かな時間を過ごされることを願っています。
今回の貴重な機会を繋いでくださったnaedocoの根上様、そして開催にご尽力いただいた長倉店長、本当にありがとうございました!

イベント開催概要
- イベント名: マックスバリュ熱海店 生成AI活用ワークショップ
- 〜毎日の仕事も家事もちょっとラクになる〜
- 日 時: 2026年1月29日(木) 13:00 – 14:00
- 会 場: マックスバリュ熱海店
- 登壇者: 赤堀 亘(AiWiLL株式会社 代表取締役)


