セミナー集客で失敗しない7つのコツ|申込率50%超えの事例も公開

セミナーを企画したものの「申込が全然集まらない…」「せっかく良い内容を用意したのに参加者が少ない…」そんな悩みを抱えていませんか?

実は、セミナー集客で成果を出すには、単に「良い内容」を用意するだけでは不十分です。ターゲット設定から告知方法、当日の運営、さらには事後活用まで、一貫した戦略が必要となります。

本記事では、申込率50%超えを実現した実例をもとに、セミナー集客で失敗しない7つのコツを徹底解説します。BtoB企業の担当者から個人事業主まで、すぐに実践できる具体的な手法をご紹介していきます。

赤堀亘
監修者 AiWiLL代表 赤堀亘

AiWiLL(株) 代表取締役 / 年間100企画以上イベント制作 / 生成AI顧問8社 / 生成AI活用とイベントマーケティングのスペシャリスト集団を束ね、ビジネス資産となるイベントマーケティング戦略および制作事業を展開。

『あり得ない発想』で「あり得ない成果」を。というスローガンのもとメディアに取り上げられる展示や出版イベント、カンファレンス、セミナーを手掛ける。SNSの総フォロワー数は1万人超え(X,Instagram,TikTok – 2026年1月現在)


AiWiLLでは「商談獲得」や「採用」などの目的から逆算し、イベントを単発で終わらせない『コンテンツ資産』として企画・制作しています。

制作したイベントは、その後の集客や営業につながる仕組みにも展開可能です。全体像は下のサムネイルに漫画でまとめているので、ぜひタップしてご覧ください。

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また、漫画の巻末には、「過去の出版イベントセミナーアーカイブ」や「イベントの教科書」、「イベント運営マニュアル-チェックリスト」などのお役立ち資料を無料で配布しています。

他社と差をつけ「主役」となる事業作りを目指す方は、ぜひご活用ください。

目次

1. セミナー集客の現状と課題

セミナー集客の平均値を知っていますか?

まず、現実的な数字を把握しましょう。一般的なセミナー集客における平均的な指標は以下の通りです:

  • メール配信からの申込率:1%程度(1,000件配信で10名申込)
  • セミナー参加率:申込数の60〜70%(100名申込で60〜70名来場)
  • 商談化率:参加者の1〜10%(100名参加で1〜10件商談)

この数字を見て「思ったより低い」と感じた方も多いのではないでしょうか。しかし、適切な戦略を実施すれば、これらの数字を大幅に改善することが可能です。

実際に、弊社が支援した事例では、告知リストに対する申込率が50%を超えたケースも存在します。この差は一体どこから生まれるのでしょうか?

セミナー担当者が抱える3つの悩み

多くのセミナー担当者が共通して抱える悩みは以下の3つです:

① ノウハウ不足 「何から手を付ければいいかわからない」「がむしゃらに準備を進めて、何ができていて何が足りないかもわからない」という状態に陥りがちです。

② リソース不足 通常業務と並行してセミナー準備を進める必要があり、会場手配、登壇者調整、集客活動など、やることが多すぎてパンク寸前になります。

③ 成果の不透明さ 「せっかく開催したのに商談につながらない」「一回限りで終わってしまい、継続的な資産にならない」という課題を抱えています。

これらの悩みを解決するためには、体系的なセミナー集客の知識と実践的なノウハウが必要です。


2. なぜあなたのセミナーに人が集まらないのか?5つの失敗原因

セミナー集客に失敗する原因は明確です。以下の5つのポイントをチェックしてみてください。

失敗原因①:ターゲットが曖昧

「できるだけ多くの人に来てほしい」という考えは、実は集客失敗の最大の原因です。

誰に来てほしいか不明確な状態では、メッセージが誰にも刺さりません。「中小企業の経営者」「マーケティング担当者」「IT部門の決裁者」など、具体的なペルソナを設定する必要があります。

【悪い例】

  • 「ビジネスパーソン向けセミナー」
  • 「企業担当者様必見!」

【良い例】

  • 「従業員50名以下の製造業経営者で、初めてウェビナーを検討している方」
  • 「BtoB企業のマーケティング担当者で、リード獲得に課題を感じている方」

失敗原因②:ベネフィットが不明瞭

「何を学べるか」ではなく、**「参加後にどうなれるか」**が伝わっていないケースが非常に多いです。

参加価値が伝わらないと、たとえターゲットにリーチしても申込には至りません。「セミナーに参加すると、こんな課題が解決できる」「こんな成果が得られる」という具体的なベネフィットを明示する必要があります。

【悪い例】

  • 「最新のマーケティング手法を解説」
  • 「デジタルトランスフォーメーションの基礎」

【良い例】

  • 「参加後30日以内に、自社で月間100件のリード獲得ができる具体的な手法を習得」
  • 「帰社後すぐに実践できる、予算30万円以内で始められるDX施策を3つ紹介」

失敗原因③:集客チャネルのミスマッチ

ターゲットがいない場所で告知しているケースも失敗の大きな要因です。

例えば、経営層向けのセミナーをInstagramで告知しても効果は限定的です。一方、若手マーケター向けのイベントであれば、InstagramやTwitterは非常に有効です。

ターゲットがどこにいるか、どの媒体を日常的に使っているかを考慮して集客チャネルを選定する必要があります。

失敗原因④:告知期間とタイミングの問題

告知が遅すぎる、または早すぎることも集客失敗の原因です。

特にBtoB企業の場合、参加検討から承認、スケジュール調整まで時間がかかります。理想的には:

  • 告知開始:開催の1ヶ月前
  • リマインド:2週間前、1週間前、3日前、前日
  • 最終案内:当日朝

段階的な告知を重ねることで、見逃しを防ぎ、申込数を最大化できます。

失敗原因⑤:申込フォームの障壁

せっかく興味を持ってもらっても、申込フォームで離脱されるケースが非常に多いです。

  • 入力項目が多すぎる(10項目以上)
  • 必須項目が多すぎる
  • スマホで入力しづらい
  • 確認画面が複雑

フォームの最適化だけで申込率が2倍になることもあります。本当に必要な項目だけに絞り、ストレスなく登録できる設計が重要です。


3. 申込率50%超えを実現する7つの集客コツ

ここからは、実際に成果を上げている具体的な集客手法を7つのコツとしてご紹介します。

コツ①:「誰に・何を・どう」を徹底的に明確にする

セミナー企画の出発点は、ターゲット設定とベネフィットの明確化です。

実践ステップ:

  1. ペルソナシートを作成する
    • 業種、企業規模、役職、年齢層
    • 現在抱えている課題
    • 情報収集の手段
    • 意思決定プロセス
  2. ベネフィットを3つ明確にする
    • セミナー参加で得られる具体的な成果
    • 帰社後すぐに実践できること
    • 参加者だけの特典
  3. セミナータイトルを磨き上げる
    • 数字を入れる(「3つの方法」「30日で」)
    • ターゲットを明示(「中小企業経営者向け」)
    • ベネフィットを含める(「リード100件獲得」)

【成功事例のタイトル例】

  • 「中小製造業経営者向け|30日で受注3件増やす展示会活用術」
  • 「マーケ担当者必見|予算50万円以内で月間100件のリード獲得を実現する方法」
  • 「初心者でも安心|2時間でマスターするウェビナー配信の始め方」

コツ②:LP(ランディングページ)を戦略的に設計する

申込率を高めるには、魅力的で分かりやすいLP設計が不可欠です。

効果的なLPの構成要素:

  1. ファーストビュー
    • キャッチコピー(ベネフィットを端的に)
    • メインビジュアル(セミナーのイメージ画像)
    • 開催日時・場所・形式
    • 申込ボタン(目立つ色・サイズ)
  2. こんな悩みありませんか?セクション
    • ターゲットが抱える課題を3〜5つ列挙
    • 共感を生み「自分ごと化」させる
  3. セミナーで得られること
    • 具体的なアジェンダ
    • タイムテーブル
    • 学べる内容と実践方法
  4. 登壇者プロフィール
    • 実績・経歴
    • 信頼性を高める要素(著書、メディア掲載など)
  5. 参加者の声・過去の実績
    • 前回参加者のコメント
    • 参加企業ロゴ
    • 写真や動画
  6. 参加特典
    • 資料ダウンロード
    • 限定コンテンツ
    • 個別相談の機会
  7. 申込フォーム
    • 入力項目は最小限(氏名、メール、会社名、電話番号程度)
    • プライバシーポリシーを明示
    • 送信ボタンは大きく分かりやすく

コツ③:複数の集客チャネルを組み合わせる

単一チャネルに頼らず、複数の接点を作ることが重要です。

オンライン集客チャネル:

  1. 自社メールリスト
    • 最も効果的なチャネル
    • セグメント配信で関心度の高い層にアプローチ
    • 開封率を上げる件名の工夫
  2. Web広告(特にMeta広告)
    • BtoBならFacebook・Instagram広告が有効
    • CPA 5,000〜10,000円を目安に予算設定
    • 類似オーディエンス機能で自社リードに似た層にリーチ
    • 興味・関心ターゲティングで母数拡大
  3. SNS(LinkedIn、Twitter、Facebook)
    • 定期的な投稿でリーチを拡大
    • ハッシュタグ戦略
    • インフルエンサーや業界キーパーソンに拡散依頼
  4. セミナー告知サイト
    • Peatix、connpass、こくちーずなど
    • 無料で掲載でき、検索からの流入も期待できる
  5. オウンドメディア・ブログ
    • SEO対策を施した記事で集客
    • 過去記事にセミナー告知バナーを設置

オフライン集客チャネル:

  1. 既存顧客への直接案内
    • 営業担当者から個別に案内
    • 取引先への電話・訪問時の告知
  2. チラシ・DM
    • ターゲット企業への郵送
    • 展示会やイベントでの配布
  3. 業界団体・コミュニティ
    • 商工会議所、業界団体での告知
    • コワーキングスペースでのポスター掲示

コツ④:段階的なリマインド戦略

告知は一度で終わらせず、複数回接触することが重要です。

リマインドスケジュール例:

タイミング内容目的
1ヶ月前初回告知認知・興味喚起
3週間前詳細案内具体的なメリット訴求
2週間前残席案内緊急性の演出
1週間前ゲスト講師紹介価値の再訴求
3日前ラストチャンス行動を促す
前日リマインド+当日の流れ参加率向上
当日朝最終案内不参加を防ぐ

メール件名の工夫:

  • ❌「セミナー開催のお知らせ」
  • ⭕「【残席10名】6/15開催|リード100件獲得セミナー」

内容の変化をつける:

  • 初回:セミナー概要
  • 2回目:登壇者の詳細プロフィール
  • 3回目:参加者特典の紹介
  • 4回目:過去参加者の声
  • 5回目:当日のアジェンダ詳細

コツ⑤:「成功に向けてやりきる」全方位集客戦略

ここで、最も重要な戦略をお伝えします。それは**「使えるものは何でも使う」精神**です。

申込率50%超えを実現するには、マーケティングのスマートさを一旦捨てて、恥をかきながらでも各所に「お願い」をして集客や認知活動に力を入れることが不可欠です。

①関係者「全方位」への全力の依頼

考えうるすべてのコネクションに頭を下げてお願いします:

お願いリスト:

  • 社員全員
  • グループ会社
  • 所属テナント
  • 取引先の発注先パートナー
  • 自社の顧客
  • 見込みリード
  • 担当者や社員の友人・知人
  • 学生時代の同窓生・恩師
  • 前職の同僚や上司
  • 家族
  • 元カノ・元カレ
  • カンファレンス登壇企業
  • 登壇者が著名であればそのSNS拡散依頼
  • 運営事務局の発注先
  • 会場運営企業
  • 自社の株主

重要な注意点: ターゲット外の人を無理に追加するのではなく、ターゲットならば申し込んでもらう、ターゲットでなければその人のコネクションに拡散してもらうのが理想です。

成功のポイント:

  • 個々の声がけを仕切る担当者をメイン担当以外に最低1人は配置
  • 「1人10人呼んでください」というルール設定
  • 熱狂できる一体的な空気を作る
  • カウント用に個別の集客パラメータ発行までは不要
  • この時には恥は捨ててとにかく動きまくる

②大口スポンサーの集客力をあえて活用

大規模カンファレンスの場合、スポンサー企業の集客力(ハウスリスト)を借りることも重要です。

自社にとっては新規顧客ではなくなりますが、リード育成の場としてもスポンサー企業に集客を担ってもらうことは無駄にはなりません。

実施のポイント:

  • 協賛決定段階で、先方責任者と集客協力の握りをしておく
  • 後々が楽になる契約設計を行う
  • スポンサー特典として集客ノルマを設定
  • スポンサー経由の参加者には特別トラック設置などの付加価値提供

③広告運用のコツ

BtoBならMeta(Facebook・Instagram)広告が依然として有効です。この4〜5年でCPCがかなり高騰しつつありますが、まだCPA 5,000円〜10,000円を切る程度を基準に予算を組むことは可能です。

インハウス運用のポイント:

  1. 類似ターゲティングの活用
    • 自社リードを類似ターゲティングとしてリストで読み込ませる
    • 最終的なターゲット属性がちょうどよくなることも
    • ただし母数が限定されて効果が出ないケースもある
  2. 興味・関心ターゲティング
    • カンファレンスのテーマが具体的かつ一般的であれば有効
    • Googleの「興味・関心」を軸に配信対象を拡張
  3. 配信スケジュールのセオリー
    • 2ヶ月程度の中でセオリーは後半の2〜3週間にヤマを持ってくる
    • ティザーサイトローンチ段階から試行錯誤を開始
    • 最後の3週間はデイリーで集客状況をチェック

広告クリエイティブのポイント:

  • 実際のセミナー風景の写真や動画を使用
  • 具体的な数字を入れる(「参加者500名突破」など)
  • 行動を促すCTA(「今すぐ申込」「残席わずか」)

コツ⑥:参加ハードルを下げる工夫

申込・参加のハードルを徹底的に下げることで、申込率・参加率を向上させます。

実践施策:

  1. 無料開催
    • BtoB初期接点としては無料が効果的
    • 有料化は継続開催で信頼構築後に検討
  2. オンライン・ハイブリッド開催
    • 移動時間不要で参加しやすい
    • 地方企業もターゲットに含められる
    • 録画視聴オプションで参加機会を拡大
  3. 短時間設計
    • 60分以内に収める
    • 忙しいビジネスパーソンでも参加しやすい
  4. 複数日程の設定
    • 同じ内容を複数回開催
    • 参加機会を増やす
  5. アーカイブ配信の提供
    • 「当日参加できなくても後で見られる」という安心感
    • 実際は当日参加を促しつつ、心理的ハードルを下げる

コツ⑦:申込後のフォローで参加率を高める

申込から当日までのフォローが、実際の参加率を大きく左右します。

一般的にセミナー参加率は申込数の60〜70%程度ですが、適切なフォローで80〜90%まで向上させることが可能です。

参加率向上施策:

  1. 申込直後の自動返信メール
    • 感謝の言葉
    • 開催日時・場所・アクセスの再確認
    • カレンダー登録用のリンク
    • 当日の持ち物・準備事項
  2. 1週間前リマインド
    • セミナー内容の魅力再訴求
    • 登壇者の紹介動画
    • 当日のアジェンダ詳細
  3. 前日リマインド
    • Zoom URLなど参加方法の再送
    • 当日の流れ
    • Q&A事前受付
  4. 当日朝リマインド
    • 「本日開催」の最終案内
    • 直前キャンセルを防ぐ
  5. 双方向コミュニケーション
    • 事前アンケートで質問を募集
    • 参加者の期待値を把握
    • 当日内容に反映させる

4. 事例から学ぶ:成功するセミナー集客の実践法

ここでは、実際に高い申込率・参加率を実現した事例をご紹介します。

事例①:BtoB SaaS企業の大規模カンファレンス(1,600名規模)

概要:

  • 業種:BtoB SaaS
  • 規模:1,600名
  • 開催場所:高田馬場
  • 準備期間:4ヶ月
  • 形式:リアルイベント+リアルタイム配信+アーカイブ配信

集客施策:

  1. ターゲット設定
    • 中堅・大企業のマーケティング責任者
    • IT部門の決裁者
    • 経営層
  2. コンテンツ戦略
    • 10名の業界VIPを登壇者として招聘
    • 実践的なノウハウ共有
    • 18社のブース出展でソリューション体験
  3. 全方位集客
    • 自社リード50,000件への段階的メール配信
    • スポンサー企業18社からの集客協力
    • Meta広告で月間予算200万円投下
    • LinkedIn、Twitterでの積極発信
    • プレスリリース配信
    • 業界メディアへの掲載依頼
  4. リマインド戦略
    • 4週間前から毎週メール配信
    • 内容を変えて飽きさせない工夫
    • 登壇者インタビュー動画を順次公開

結果:

  • 申込数:2,300名
  • 当日参加:1,600名(参加率約70%)
  • アーカイブ視聴:5,000回以上
  • リード獲得:新規3,500件
  • 商談化:180件(参加者の約11%)

成功要因分析:

  • 著名登壇者による信頼性向上
  • スポンサー企業の集客力活用
  • オンライン・オフライン両方で参加機会提供
  • アーカイブ配信による継続的なリード獲得

事例②:中小企業向けDXセミナー(申込率52%達成)

概要:

  • 業種:IT支援サービス
  • 規模:150名
  • 開催場所:渋谷
  • 準備期間:2ヶ月
  • ターゲット:従業員100名以下の製造業経営者

集客施策:

  1. 超具体的なターゲット設定
    • 「従業員30〜100名の製造業経営者」
    • 「DXに関心はあるが何から始めればいいか分からない」
    • 「IT予算が限られている」
  2. ベネフィットの明確化
    • 「予算50万円以内で始められるDX施策3選」
    • 「実際に生産性30%向上した事例紹介」
    • 「帰社後すぐ実践できるチェックリスト配布」
  3. リスト活用
    • 自社顧客リスト500件(高精度ターゲット)
    • セグメント配信で関心度の高い層に集中アプローチ
  4. パーソナライズドアプローチ
    • 営業担当者から個別に電話案内
    • 経営者の課題をヒアリングし、セミナーで解決できることを説明
  5. LP設計の徹底
    • 参加企業の実名・ロゴ掲載
    • 過去参加者の具体的なコメント
    • 申込フォーム項目を5つに絞る

結果:

  • 告知数:300件(精度の高いリスト)
  • 申込数:156名(申込率52%
  • 当日参加:132名(参加率85%)
  • 商談化:18件(参加者の約14%)
  • 受注:6件(商談化率33%)

成功要因分析:

  • ターゲットを極限まで絞り込み
  • 営業部門との連携による個別アプローチ
  • 具体的で実践的な内容設計
  • 高い参加率を実現するフォロー体制

事例③:書籍出版記念セミナー(200名満席)

概要:

  • 業種:コンサルティング
  • 規模:200名
  • 開催場所:梅田
  • 準備期間:2ヶ月
  • 形式:セミナー+懇親会+配信

集客施策:

  1. 著者の影響力活用
    • SNSフォロワー20,000人への告知
    • メールマガジン読者15,000人への案内
    • 出版社の協力による書店でのチラシ配布
  2. 付加価値の提供
    • 書籍購入者には特別割引
    • 著者との直接対話の機会
    • 懇親会での名刺交換・ネットワーキング
  3. 段階的価格設定
    • 早期割引:5,000円(発売開始〜2週間)
    • 通常価格:8,000円(2週間〜1週間前)
    • 直前価格:10,000円(1週間前〜当日)
  4. コミュニティ形成
    • Facebookグループ作成
    • 参加予定者同士の交流促進
    • 事前に質問を募集

結果:

  • 申込数:230名(キャンセル待ち発生)
  • 当日参加:200名
  • 書籍販売:180冊
  • 懇親会参加:150名
  • SNSエンゲージメント:通常の5倍

成功要因分析:

  • 著者の既存ファンベース活用
  • 限定感・希少性の演出
  • コミュニティ形成による参加意欲向上
  • 複合的な価値提供(セミナー+書籍+懇親会)

5. セミナー後の資産化戦略:一回で終わらせない仕組み

多くの企業が見落としているのが、セミナー後の資産化です。セミナーを「一回限りのイベント」で終わらせるのではなく、継続的に価値を生み出す資産に変えることが重要です。

なぜセミナーを資産化すべきなのか?

従来のセミナーは「開催して終わり」でした。しかし、それでは以下の機会損失が発生します:

  • 当日参加できなかった潜在顧客にリーチできない
  • セミナーコンテンツが一度しか使われない
  • 準備にかけた時間・コストが回収しきれない
  • リード獲得が一時的に終わる

イベントマーケティングの考え方では、セミナーを以下のように資産化します:

セミナー資産化の5ステップ

ステップ①:当日の完璧な記録

撮影・録音体制の整備:

  • プロカメラマンによる写真撮影
  • 複数カメラでの動画撮影
  • 高品質な音声収録
  • 参加者の表情や反応をキャプチャ

重要ポイント: 人の表情や感情が写った素材は、マーケティング素材としてクリック率が3倍、エンゲージメントが12倍になるというデータがあります。

ステップ②:コンテンツの多角的活用

動画コンテンツ化:

  • セミナー全編のアーカイブ配信
  • ハイライト動画(3〜5分)作成
  • 登壇者ごとのクリップ動画
  • SNS用ショート動画(30秒〜1分)

テキストコンテンツ化:

  • 文字起こしによる記事作成
  • ブログ記事シリーズ
  • ホワイトペーパー作成
  • プレスリリース配信

画像素材化:

  • SNS投稿用画像
  • LP用バナー
  • 広告クリエイティブ
  • メール署名用素材

ステップ③:アーカイブ配信でリード獲得

アーカイブ配信の戦略:

  1. メールアドレス登録制
    • 視聴にはメールアドレス登録が必要
    • 継続的なリード獲得が可能
  2. 期間限定公開
    • 「開催後2週間限定」などの限定感
    • 視聴行動を促進
  3. 視聴後のアクション設計
    • 視聴後アンケート
    • 資料ダウンロード誘導
    • 個別相談への案内
    • バックエンド商品の紹介

実績データ:

  • アーカイブ視聴によるリード獲得は当日参加者の2〜3倍
  • 視聴完了者の商談化率は20〜30%
  • 継続的に年間を通じてリード獲得が可能

ステップ④:SNS・広告でのコンテンツ活用

活用パターン:

  1. SNS投稿
    • セミナーレポート記事のシェア
    • ハイライト動画の投稿
    • 参加者の声の紹介
    • 次回開催の告知
  2. 広告クリエイティブ
    • 実際のセミナー風景を使った広告
    • 「10万回再生突破!」などの実績訴求
    • 動画広告での活用
  3. LP素材
    • 過去開催実績として掲載
    • 参加者の声・写真
    • メディア掲載実績

ステップ⑤:継続的な収益化

バックエンド商品への誘導:

  • 有料講座・コンサルティング
  • プレミアムプラン
  • 個別支援サービス
  • コミュニティ参加

実例: あるコンサルタントの事例では、無料セミナー実施後:

  • アーカイブ配信で3,000件のリード獲得
  • そこから46名が有料講座(98万円)に申込
  • 売上4,508万円を生み出した

セミナー準備コスト400万円に対して、ROI 10倍以上を実現しました。

6. まとめ:セミナー集客で失敗しない7つのコツ

本記事では、申込率50%超えを実現するセミナー集客の具体的な手法をご紹介しました。

7つのコツを再確認:

  1. 「誰に・何を・どう」を徹底的に明確にする
    • ペルソナ設定
    • ベネフィットの明確化
    • セミナータイトルの最適化
  2. LP(ランディングページ)を戦略的に設計する
    • 申込までの導線設計
    • 申込フォームの最適化
    • 信頼性を高める要素の配置
  3. 複数の集客チャネルを組み合わせる
    • オンライン・オフライン両面からアプローチ
    • ターゲットに合ったチャネル選定
    • 広告投資の最適化
  4. 段階的なリマインド戦略
    • 1ヶ月前から複数回接触
    • 内容を変えて飽きさせない工夫
    • 緊急性の演出
  5. 「成功に向けてやりきる」全方位集客戦略
    • 関係者全員への依頼
    • スポンサー集客力の活用
    • 広告運用の最適化
  6. 参加ハードルを下げる工夫
    • 無料・オンライン開催
    • 短時間設計
    • アーカイブ配信提供
  7. 申込後のフォローで参加率を高める
    • リマインドメール配信
    • カレンダー登録促進
    • 双方向コミュニケーション

最も重要なポイント:

セミナー集客で成功するには、「良い内容を用意すれば人が集まる」という幻想を捨てることが第一歩です。どれだけ素晴らしい内容でも、それがターゲットに届き、価値が伝わり、申込・参加のハードルが低くなければ、人は集まりません。

「使えるものは何でも使う」精神で、恥を捨てて全力で集客活動に取り組む。この泥臭い努力が、申込率50%超えという成果につながります。

また、セミナーは一回限りのイベントで終わらせず、継続的に価値を生み出す資産に変えることで、ROIを最大化できます。

AiWiLLでは「商談獲得」や「採用」などの目的から逆算し、イベントを単発で終わらせない『コンテンツ資産』として企画・制作しています。

AiWiLLが選ばれる4つの理由

① 集客から開催、事後活用まで一気通貫でサポート
ウェビナーの企画・集客戦略の立案から、当日の運営、開催後のコンテンツ化まで、すべてをワンストップで対応します。

② リアルな感情を最強の素材に変える
イベント当日の写真・動画素材は、SNS、LP、広告、アーカイブ配信に活用でき、動画コンテンツは静止画の12倍のエンゲージメントを生み出します。

③ 従来のイベント会社との違い
従来のイベント会社は「運営代行のみ」で当日で終了しますが、AiWiLLはビジネス資産化まで設計し、集客→イベント→事後活用を一貫してサポートします。

④圧倒的費用対効果への追求
イベントは経費もリソースもかかります。いかにそのコストに見合うかという部分にこだわり、無駄を省き、AIで効率化し、チケット設定やクラファン活用、バックエンド設計、スポンサー戦略を駆使します。イベントを黒字開催、さらにバックエンド収益創出、イベント素材をコンテンツに2次転用し定常リード獲得チャネルを構築しROI最大化を行います。

全体像は下のサムネイルに漫画でまとめているので、ぜひタップしてご覧ください。

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また、漫画の巻末には、「過去の出版イベントセミナーアーカイブ」や「イベントの教科書」、「イベント運営マニュアル-チェックリスト」などのお役立ち資料を無料で配布しています。

他社と差をつけ「主役」となる事業作りを目指す方は、ぜひご活用ください。

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