ウェビナー後フォローメール例文|参加者・欠席者・商談化につなげる送信設計

ウェビナー後フォローメール例文|参加者・欠席者・商談化につなげる送信設計 アイキャッチ

ウェビナーの成果は、配信が終わった瞬間からの48時間で決まります。AiWiLLが累計112件のウェビナー・イベント企画を支援してきた中で、商談につながった開催とつながらなかった開催の差は、当日の内容よりもフォローメールの設計にありました。参加の熱が残っているうちに次の一歩を案内できたか、それとも1週間後に「ご参加ありがとうございました」だけを送ったか——それだけの差です。

本記事では、ウェビナー後のフォローメールを「誰に・いつ・何を送るか」の送信設計から整理し、参加者向け・欠席者向け・相談希望者向けの例文をそのままコピーして使える形で公開します。送ってはいけないNGパターンと、件名の付け方、送信前チェックリストまで、112件の現場で磨いてきた型をすべて載せました。


赤堀亘
監修者 AiWiLL代表 赤堀亘

2016年よりB2Bイベントマーケティングに特化したキャリアをスタート。日本テレビ・Bitget等での実務を経て、2023年にSHIFT AI創業に参画しコミュニティ・スクール責任者として2年で3万人規模へのグロースを主導。2026年にAiWiLL株式会社を創業。年間100本超・累計参加者10,000人超のイベントを手掛け、「一度のイベントを半永久的なビジネス資産に変える」マーケティング設計を専門とする。SNS総フォロワー1万人超。(X,Instagram,TikTok - 2026年4月現在)


実力があるのに、競合に選ばれ続けている。 その差は、イベントの「設計」にあります。
集客・当日・二次活用・フォローまで、社長がイベントで権威性と売上を作るための全手順を一冊に凝縮しました。

目次

まず結論:フォローメールは「3分類×48時間以内」で設計する

ウェビナー後のフォローメールは、全員に同じ文面を一斉送信した時点で失敗です。受け取る側の状態が3つに分かれているからです。送信設計の標準形は次の通りです。

対象 送るタイミング メールの目的 含めるもの
① 相談希望者(アンケートで個別相談にチェック) 当日〜翌営業日午前 日程調整。最優先で個別対応 御礼+候補日程+担当者名
② 参加者 当日〜翌日(48時間以内) 熱が残るうちに次の行動を1つ提示 御礼+資料/録画+次の一歩(1つだけ)
③ 欠席者(申込したが不参加) 翌日〜2日後 接点を切らさない。録画視聴へ誘導 録画/資料+次回案内

最重要の原則は、①相談希望者を一斉送信に混ぜないこと。手を挙げた人への返信が全体配信と同じ文面・同じタイミングになった瞬間、最も温度の高い見込み顧客が冷めます。①だけは営業担当の個人名で、個別に送ってください。

例文①:相談希望者向け(当日〜翌営業日・個人名で送る)

件名例:【日程のご相談】本日のウェビナーでお寄せいただいた件(AiWiLL 山田)

〇〇株式会社 〇〇様

本日は「(ウェビナータイトル)」にご参加いただき、ありがとうございました。
アンケートにて個別相談をご希望いただき、重ねて御礼申し上げます。

ご相談の進め方として、30分ほどのオンラインでのお打ち合わせを想定しております。
直近ですと、以下の日程でご都合はいかがでしょうか。

・〇月〇日(〇)〇時〜
・〇月〇日(〇)〇時〜
・〇月〇日(〇)〇時〜

上記以外でも調整いたしますので、ご都合の良い日時をお知らせください。
当日はアンケートにご記入いただいた「(相談内容の引用)」について、弊社の事例を交えてお話しできればと考えております。

(署名:個人名・直通連絡先)

ポイントは2つ。候補日程を3つ先に出して相手の返信コストを下げること、そしてアンケートの記入内容を引用して「あなた個人への返信」だと分かる一文を入れることです。

例文②:参加者向け(48時間以内・配信でよいが「次の一歩」は1つに絞る)

件名例:【資料・録画のご案内】昨日の「(タイトル)」ご参加ありがとうございました

〇〇様

昨日は「(ウェビナータイトル)」にご参加いただき、ありがとうございました。
当日の投影資料と録画を、下記よりご覧いただけます。

▼資料・録画はこちら(視聴期限:〇月〇日まで)
(URL)

当日お伝えした内容のうち、特に反響の大きかった「(本編の要点1つ)」については、
実際の進め方を30分の個別相談でご説明しています。
社内での検討材料が必要な方は、下記よりお申し込みください。

▼個別相談を申し込む(無料・オンライン30分)
(URL)

(署名)

やりがちな失敗は、次回ウェビナー案内・資料DL・個別相談・メルマガ登録を全部並べることです。行き先が4つあるメールは、どこにも行かれません。このメールで取りたい行動を1つ決めて、導線はそれだけにする。録画には視聴期限を付けると開封後の行動率が上がります。

例文③:欠席者向け(翌日〜2日後・責めずに録画へ)

件名例:【録画のご案内】ご都合つかなかった方へ|「(タイトル)」

〇〇様

先日お申し込みいただいた「(ウェビナータイトル)」について、
当日のご参加が難しかった方向けに、録画とダイジェスト資料をご用意しました。

▼録画を視聴する(視聴期限:〇月〇日まで)
(URL)

お時間のない方は、要点を3分でつかめるダイジェスト資料だけでもご覧ください。
また、同テーマでの次回開催は〇月を予定しております。日程が確定しましたら改めてご案内いたします。

(署名)

欠席者はBtoBウェビナーでは珍しくありません(参加率は申込の40〜60%程度が一般的です)。欠席を責めるニュアンスを完全に排除し、「申し込んだ価値はあった」と感じてもらうことに徹してください。欠席者リストは次回開催の最有力の見込みリストです。

送ってはいけないNGパターン4つ

NGパターン 何が起きるか 修正方法
1週間後に送る 参加の記憶も熱も消えていて、開封すらされない 48時間以内に送る。送信文面は開催前に作っておく
全員に同じ文面を一斉送信 相談希望者の熱が冷め、欠席者には的外れな内容になる 3分類(相談希望・参加・欠席)で文面を分ける
導線を4つも5つも並べる 選択肢が多すぎてどれもクリックされない 1通につき行動は1つ。優先順位はアンケート→相談→録画
いきなり売り込みから入る 「参加したら営業された」という印象だけが残る 先に価値(資料・録画・要点)を渡し、相談は希望者の導線に留める

フォローを「メール」で終わらせない:商談化までの導線設計

フォローメールは、それ単体で完結する施策ではありません。112件の現場で商談化がうまくいっていた開催には、共通の流れがあります。

タイミング 動き 担当
開催前 フォローメール3種を書き終えておく。アンケートに「個別相談を希望する」欄を必ず設ける マーケ
当日 終了直後 アンケート回答を確認し、相談希望者をリスト化して営業に渡す マーケ→営業
翌営業日まで 相談希望者へ個別メール(例文①)。参加者へ一斉メール(例文②) 営業/マーケ
2日後まで 欠席者へ録画案内(例文③) マーケ
1〜2週間後 録画視聴者・資料DL者など反応のあった人にだけ、次のご案内 営業

鍵は「開催前にメールを書き終えておく」ことです。開催後に文面づくりから始めると、48時間はあっという間に過ぎます。アンケート設計とあわせて準備しておけば、当日終了の1時間後には①を送れます。この開催前〜開催後の全体設計はウェビナー運営代行とは?外注できる範囲・費用・失敗しない選び方で、成果の測り方はイベントKPI管理ダッシュボードの作り方で整理しています。

送信前チェックリスト10項目

  • □ 1. 相談希望者・参加者・欠席者の3分類でリストを分けたか
  • □ 2. 相談希望者には個人名・個別文面で送る準備ができているか
  • □ 3. 参加者向けメールは終了後48時間以内に送れるか
  • □ 4. 1通あたりの導線(CTA)は1つに絞られているか
  • □ 5. アンケートの記入内容を相談希望者への返信に引用したか
  • □ 6. 録画・資料のURLは権限設定込みで動作確認したか
  • □ 7. 録画に視聴期限を設定し、文面に明記したか
  • □ 8. 件名にウェビナータイトル(または内容が分かる言葉)が入っているか
  • □ 9. 配信停止導線など、メール配信の法令対応(特定電子メール法)を確認したか
  • □ 10. 反応があった人を誰がいつ追うか、営業側と合意できているか

AiWiLLのWiLLWEBINARは開催後フォローまで標準で含みます

WiLLWEBINARは、60分ウェビナー1本15万円(税別)で、企画・告知・当日運営・開催後フォロー・簡易レポートまでを一気通貫で支援するAiWiLLのウェビナー運用代行サービスです。本記事のフォローメール3種の設計とアンケート設計は標準範囲に含まれます。

累計企画数112件、累計参加人数10,551名、顧客満足度94.9%、支援案件の平均申込率52%(業界平均10〜15%)。私たちがウェビナーを「開催して終わり」にしないのは、開催後の48時間にこそ投資対効果の分かれ目があると知っているからです。集客段階からの導線設計はBtoBウェビナー集客の設計方法もあわせてご覧ください。

よくある質問

フォローメールはいつまでに送るべきですか?

相談希望者へは当日〜翌営業日午前、参加者へは終了後48時間以内、欠席者へは翌日〜2日後が目安です。1週間後では参加の記憶と熱が消えており、開封率も行動率も大きく下がります。

参加者と欠席者で文面を変える必要はありますか?

必須です。参加者には「当日の内容を踏まえた次の一歩」を、欠席者には「録画で追いつける安心感」を渡します。さらに、アンケートで個別相談を希望した人には一斉配信ではなく個人名での個別メールを送ってください。

フォローメールに何を書けばよいですか?

御礼、資料・録画の案内、次の行動の提示(1つだけ)の3要素です。逆に、複数のCTAを並べること、いきなり商品の売り込みから入ることは行動率を下げます。

欠席者へのフォローは意味がありますか?

あります。申込時点でテーマへの関心は証明されており、欠席者リストは次回開催の最有力の見込みリストです。録画案内と次回予告を送り、接点を切らさないことが重要です。

フォローメールの開封率を上げるには?

件名にウェビナータイトルか当日の具体的な内容を入れることと、送信タイミングを48時間以内にすることが最も効きます。「ご参加ありがとうございました」だけの件名は、何のメールか分からず埋もれます。

フォローメールの設計も外注できますか?

できます。WiLLWEBINARでは、アンケート設計とフォローメール3種(相談希望者・参加者・欠席者)の設計・文面作成を標準範囲に含み、開催前に準備を完了させます。

まとめ:フォローメールは開催前に書き終えておく

ウェビナー後のフォローメールで押さえることは3つです。相談希望者・参加者・欠席者の3分類で文面を分けること、48時間以内に送ること、1通の導線を1つに絞ること。そして、それを可能にする唯一の方法が「開催前に書き終えておく」ことです。

ウェビナーの準備というと当日の資料と配信に意識が向きますが、商談という成果から逆算すれば、フォローメールとアンケートこそ先に作るべき制作物です。次回の開催では、告知文を書くのと同じタイミングで、この記事の例文3種をベースにフォローメールも書き上げてしまってください。



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