ファミリーデー企画の作り方|社員家族に会社を好きになってもらう運営ガイド

ファミリーデー企画の作り方

ファミリーデー——社員の家族を会社に招くイベント——の本当の主役は、子どもでも社員でもなく、「家族の中での社員の姿」です。子どもが親の働く場所を見て誇らしく思う、配偶者が「この会社なら安心だ」と感じる、社員が家族に仕事を語る——この体験は、どんな福利厚生の説明よりも強く、定着とエンゲージメントに効きます。

AiWiLLは累計112件のイベント・ウェビナー企画を支援し、社内イベント・ファミリーデーの設計を手がけてきました。本記事では、家族に会社を好きになってもらうファミリーデーの企画——目的設計、コンテンツの定番と工夫、安全とアレルギーへの配慮、運営の段取り——を解説します。


赤堀亘
監修者 AiWiLL代表 赤堀亘

2016年よりB2Bイベントマーケティングに特化したキャリアをスタート。日本テレビ・Bitget等での実務を経て、2023年にSHIFT AI創業に参画しコミュニティ・スクール責任者として2年で3万人規模へのグロースを主導。2026年にAiWiLL株式会社を創業。年間100本超・累計参加者10,000人超のイベントを手掛け、「一度のイベントを半永久的なビジネス資産に変える」マーケティング設計を専門とする。SNS総フォロワー1万人超。(X,Instagram,TikTok - 2026年4月現在)


実力があるのに、競合に選ばれ続けている。 その差は、イベントの「設計」にあります。
集客・当日・二次活用・フォローまで、社長がイベントで権威性と売上を作るための全手順を一冊に凝縮しました。

目次

まず結論:ファミリーデーは「家族への感謝」×「仕事の可視化」の2軸で設計する

狙い コンテンツの例
① 家族への感謝 「いつも支えてくれてありがとう」を会社から伝える 経営からの感謝メッセージ、家族向けギフト、記念撮影
② 仕事の可視化 「お父さん・お母さんはここでこんな仕事をしている」を体験させる オフィスツアー、仕事体験ワーク、名刺交換ごっこ、製品・サービスの体験

縁日的な「楽しいだけ」の企画も悪くありませんが、それなら遊園地に行けばいい話です。会社でやる意味=仕事と職場の可視化を中心に置くと、ファミリーデーは福利厚生から「家族を会社のファンにする施策」に変わります。

コンテンツ設計|定番と効く工夫

  • オフィスツアー+「親の席」訪問:子どもが親のデスクに座る、親の同僚に挨拶する——最もシンプルで最も記憶に残るコンテンツです。スタンプラリー形式にすると回遊が設計できます
  • 仕事体験ワーク:会社の仕事を子ども向けに翻訳した体験(ミニ会議、商品の梱包・検品体験、デザイン体験など)。「子ども名刺」を作って名刺交換をすると、写真映えと体験が両立します
  • 子ども社員証・辞令:受付で「一日社員証」を発行。入館から退館までの世界観が締まります
  • 経営からの感謝:長いスピーチではなく、「ご家族の支えがあってこの会社があります」を3分で。家族向けの手紙やギフトを添えるとより伝わります
  • 食事・縁日コーナー:ケータリングや屋台で「お祭り感」を。ここは楽しさ担当として割り切ってOKです(手配はケータリングの記事
  • 記念撮影:フォトブースと撮影スタッフを用意し、後日家族に写真を渡す。この写真が冷蔵庫に貼られたら、施策は大成功です

安全と配慮|子どもがいる開催の必須設計

ファミリーデーは、通常の社内イベントにはない安全要件があります。ここの設計が甘いと、楽しいはずの一日が事故で台無しになります。

  • 安全動線:立入禁止エリアの明示と物理的な区切り、エレベーター・階段・ドアの挟まれ対策、走り回る子ども前提の什器配置
  • 迷子対策:受付で子どもにネームシール(保護者の連絡先入り)、迷子の集合場所とアナウンスのルール
  • アレルギー対応:食事を出すなら申込時にアレルギー確認は必須。表示の徹底と、提供スタッフへの共有(申込フォームの設計はこちら
  • 救護体制:救護スペース、応急セット、最寄りの小児対応病院の確認。けが・体調不良の一次対応と報告ルール(緊急対応の標準化
  • 写真の扱い:子どもの写真の撮影・社内外利用の同意を申込時に取得。SNS掲載は特に慎重に

運営の段取り

  • 日程:土曜または夏休み・春休みの平日が定番。社員の負担にならないよう、振替や任意参加の設計も検討
  • 参加管理:家族構成(子どもの年齢)を申込時に把握。年齢層でコンテンツの当たり外れが大きいため、企画調整の必須情報です
  • 社員の役割:運営に駆り出された社員は自分の家族と過ごせません。運営は外部や有志シフト制にして、社員は「家族と参加する人」にするのが原則です(スタッフ設計
  • 当日の進行:全体集合は最小限(開会・写真)にして、自由回遊の時間を長く。子連れの行動は時間通りに進みません
  • 記録:笑顔の写真と映像は、採用サイト・社内報の最高の素材になります。撮影・利用同意とセットで設計を(二次活用の設計

ファミリーデー企画チェックリスト12項目

  • □ 1. 目的(感謝×仕事の可視化)を軸にコンテンツを設計した
  • □ 2. 申込時に家族構成・子どもの年齢・アレルギーを確認した
  • □ 3. 仕事の可視化コンテンツ(ツアー・体験)を中心に置いた
  • □ 4. 立入禁止エリアの明示と安全動線を設計した
  • □ 5. 迷子対策(ネームシール・集合場所)を用意した
  • □ 6. 食事のアレルギー表示と提供ルールを徹底した
  • □ 7. 救護体制と小児対応病院を確認した
  • □ 8. 子どもの写真の撮影・利用同意を申込時に取得した
  • □ 9. 運営シフトを組み、社員が家族と過ごせる設計にした
  • □ 10. 全体集合は最小限・自由回遊中心のタイムラインにした
  • □ 11. フォトブースと写真の後日共有を設計した
  • □ 12. 開催後のアンケート(家族の声)と次回への記録を設計した

AiWiLLはファミリーデーを「家族をファンにする日」として設計します

AiWiLLは、ファミリーデー・社員総会・周年イベントなどの社内イベントを、企画・手配・当日運営・撮影まで一社完結で支援しています(WiLLSTAGE・固定価格50万〜150万円・税別)。安全設計と楽しさの両立、社員を運営から解放するシフト、そして家族の笑顔を採用・広報の資産に変える記録まで——「やってよかった」が翌年の楽しみになる設計でお手伝いします。

累計企画数112件、累計参加人数10,551名、顧客満足度94.9%。

よくある質問

ファミリーデーはどんな企画にすればよいですか?

「家族への感謝」と「仕事の可視化」の2軸で設計してください。オフィスツアー・親の席訪問・仕事体験ワークが中心、縁日や食事は楽しさ担当です。会社でやる意味=職場と仕事を見せることを忘れずに。

何に一番気をつけるべきですか?

安全です。立入禁止エリアの区切り、迷子対策、アレルギー対応、救護体制、子どもの写真の同意——通常の社内イベントにない要件が多く、ここの設計が開催の成否を分けます。

子どもの年齢層がバラバラで企画が難しいです。

申込時に年齢を把握し、年齢帯別のコンテンツ(未就学児コーナー・小学生向け体験・中高生/大人向けツアー)を用意するのが基本です。全年齢を1つの企画で満足させようとしないでください。

社員が運営に駆り出されて家族と過ごせません。

本末転倒の典型です。運営は外部委託か有志のシフト制(半分は家族と過ごせる交代制)にして、社員は原則「家族と参加する人」にしてください。ここが、外注価値が最も大きいポイントです。

効果はどう測ればよいですか?

参加率(社員・家族)、開催後アンケートの家族の声、そして中期的には社員の定着・エンゲージメントサーベイへの反映です。「家族が会社の話を家でするようになった」という声が、最高の成果指標です。

企画から運営まで外注できますか?

AiWiLLでは可能です。企画・安全設計・手配・当日運営・撮影までを一社で支援し、人事・総務の皆さんも当日は家族と(または参加者と)過ごせる体制を作ります。

まとめ:ファミリーデーの成果は「冷蔵庫に貼られた写真」

ファミリーデーの成功は、当日の盛り上がりではなく、その後の家庭で決まります。子どもが学校で親の仕事を自慢する、家族写真が冷蔵庫に貼られる、配偶者が会社の名前を好意的に口にする——その日常の変化こそが、定着・エンゲージメント・採用リファラルに効く本当の成果です。

まずは「家族に何を持ち帰ってほしいか」を一文にすることから。楽しい記憶か、誇らしさか、安心感か——その一文が企画の軸になります。



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