イベント制作会社に依頼できること一覧|企画・会場・台本・配信・当日運営・事後活用

イベント制作会社に依頼できること一覧|企画・会場・台本・配信・当日運営・事後活用

イベント制作会社への依頼を検討するとき、最初の壁は「そもそも何を頼めるのかが分からない」ことです。企画だけ?当日だけ?会場も?台本も?——頼める範囲の全体像を知らないまま相談すると、「全部でいくら」の曖昧な見積もりか、必要な業務の頼み忘れが起きます。

AiWiLLは累計112件のイベント・ウェビナー企画を支援する中で、依頼の入口で迷う担当者を数多く見てきました。本記事は、イベント制作会社に依頼できる業務を企画・会場・制作物・集客・当日運営・配信撮影・事後活用の7領域・40業務の一覧表に整理した「発注側のためのカタログ」です。全部を頼む必要はありません——この一覧から、自社に足りない部分だけ選ぶのが正しい使い方です。


赤堀亘
監修者 AiWiLL代表 赤堀亘

2016年よりB2Bイベントマーケティングに特化したキャリアをスタート。日本テレビ・Bitget等での実務を経て、2023年にSHIFT AI創業に参画しコミュニティ・スクール責任者として2年で3万人規模へのグロースを主導。2026年にAiWiLL株式会社を創業。年間100本超・累計参加者10,000人超のイベントを手掛け、「一度のイベントを半永久的なビジネス資産に変える」マーケティング設計を専門とする。SNS総フォロワー1万人超。(X,Instagram,TikTok - 2026年4月現在)


実力があるのに、競合に選ばれ続けている。 その差は、イベントの「設計」にあります。
集客・当日・二次活用・フォローまで、社長がイベントで権威性と売上を作るための全手順を一冊に凝縮しました。

目次

まず結論:依頼できる業務は7領域。「足りない領域」だけ頼めばいい

領域 主な業務 こんな会社が頼むべき
① 企画 目的整理・コンセプト・プログラム設計・収支計画 「何をやるか」から決まっていない
② 会場 会場選定・下見・交渉・契約条件の確認 会場の知見・相場観がない
③ 制作物 映像・台本・スライド・印刷物・装飾 作るものが多い/品質を上げたい
④ 集客 告知文・LP・フォーム・リマインド設計 申込が集まらない・導線が作れない
⑤ 当日運営 進行管理・司会・受付・誘導・転換・緊急対応 社内の人手・経験が足りない
⑥ 配信・撮影 ハイブリッド配信・記録撮影・編集 技術要件がある/記録を資産にしたい
⑦ 事後活用 データ整理・フォロー・アーカイブ・レポート 開催が「やりっぱなし」になっている

7領域・40業務の詳細一覧

① 企画(6業務):目的・KPIの整理/コンセプト・テーマ設計/プログラム・式次第の設計/収支計画(協賛設計含む・協賛の集め方)/体制図・スケジュールの設計/登壇者・ゲストのキャスティング

② 会場(5業務):要件整理と候補選定/内覧・技術下見の同行/料金・条件の交渉/契約条件(キャンセル規定等)の確認/レイアウト設計(会場の選び方

③ 制作物(7業務):オープニング・紹介映像の制作(動画の種類と頼み方)/進行台本・司会原稿/投影スライドのデザイン/招待状・印刷物/名札・サイン・配布物/会場装飾・設え/ノベルティ・記念品の手配

④ 集客(6業務):告知文・案内メールの制作(集客メールの型)/申込ページの構成・原稿(LPの標準構成)/申込フォームの設計(項目設計)/リマインド設計/配信スケジュールの設計と実行/集客状況のモニタリングと追加打ち手

⑤ 当日運営(8業務):進行管理(ディレクション)/司会の手配・台本(司会の選び方)/受付の設計と運営(受付の設計)/誘導・案内スタッフ(スタッフ設計)/転換・舞台まわりの運営/ケータリングの手配と連動(ケータリングの頼み方)/緊急対応の体制設計/運営マニュアルの整備

⑥ 配信・撮影(4業務):ハイブリッド・オンライン配信(配信の選び方)/記録撮影(写真・映像)/ダイジェスト・アーカイブの編集/配信トラブルのバックアップ体制

⑦ 事後活用(4業務):出欠・アンケートのデータ整理/参加者フォロー(温度分類・メール設計・商談化フォロー)/録画・素材の二次活用設計/開催レポートと次回への改善提案

よくある依頼パターン4つ

パターン 依頼範囲 向いている会社
一気通貫型 ①〜⑦すべて 初開催・大型案件・社内に経験者がいない
当日集中型 ⑤⑥(+③の一部) 企画・集客は社内で回るが、当日の体制と技術が足りない
成果特化型 ①④⑦ 開催はできるが、集客と商談化が弱い(マーケ目的のイベント)
スポット型 任意の1〜2業務(映像だけ・司会だけ等) 特定の品質だけ外部の力を借りたい

注意したいのは、領域をまたぐ「すき間」です。たとえば集客は社内・当日は外注と分けた場合、「申込データの受付名簿への変換」は誰の仕事か——領域の境界の業務を、依頼時に必ず一覧で確認してください(依頼書の作り方は運営RFP制作RFPを参照)。

依頼の進め方|3ステップ

  • STEP1:この一覧の40業務に「社内でできる/外注したい/未定」の印をつける(15分)
  • STEP2:「外注したい」が集中する領域から、依頼パターン(一気通貫/当日集中/成果特化/スポット)を決める
  • STEP3:パターンに合うタイプの会社(制作会社の6タイプ)へ、印をつけた一覧ごと渡して見積もりを依頼する

この一覧を渡すだけで、見積もりの精度と比較可能性が劇的に上がります。「何を頼めるか分からない」状態の相談と、「ここからここまで頼みたい」の相談では、返ってくる提案がまるで違うからです。

AiWiLLは7領域すべてを一社で提供します

AiWiLLは、セミナー・カンファレンス・式典・社内イベント・展示会の制作を、本記事の7領域すべてにわたって一社完結で支援するイベントマーケティング会社です。一気通貫はもちろん、「⑦事後活用だけ」「④集客と⑦フォローだけ」のような成果特化型の部分依頼も得意としています。

累計企画数112件、累計参加人数10,551名、顧客満足度94.9%、平均申込率52%(業界平均10〜15%)。イベント制作はWiLLSTAGE(固定価格50万〜150万円・税別)、ウェビナーはWiLLWEBINAR(60分1本15万円・税別)でご提供します。

よくある質問

イベント制作会社には何を依頼できますか?

企画・会場・制作物・集客・当日運営・配信撮影・事後活用の7領域・約40業務まで依頼できます。全部を頼む必要はなく、自社に足りない領域だけを切り出して依頼するのが基本です。

一部だけの依頼でも受けてもらえますか?

多くの会社が部分依頼に対応しています。ただし会社ごとに得意領域が違うため、頼みたい領域が相手のタイプと合っているかを確認してください。映像だけなら映像系、商談化までならマーケ特化系です。

どこまで頼むべきか分かりません。

本記事の40業務一覧に「社内でできる/外注したい/未定」の印をつけてください。15分で自社の穴が見えます。未定の項目は、そのまま制作会社への相談事項にすれば大丈夫です。

複数の会社に分けて頼んでもよいですか?

可能ですが、領域の境界(データの受け渡し・当日の指揮系統)の調整コストが発生します。分ける場合は主幹1社を決めて窓口を一本化するか、境界の業務を一覧で明文化してください。

費用はどう決まりますか?

依頼する領域の数と、各領域の作り込み(映像の本数・スタッフ数・配信規模)で決まります。見積もりは6費目に分解して比較するのが確実です。詳しくは見積もり内訳の記事をご覧ください。

最初の相談では何を伝えればよいですか?

イベントの目的・想定規模・時期・予算感と、本記事の一覧でつけた印(外注したい領域)です。この5点があれば、初回の相談で具体的な提案ラインまで進めます。

まとめ:「何を頼めるか」を知れば、「何を頼むべきか」が見える

イベント制作会社への依頼で最も重要なのは、交渉力でも予算でもなく、自社の穴を知っていることです。7領域・40業務の地図を手に、できることとできないことを仕分けする——その15分の作業が、見積もりの精度、提案の質、そして当日の成功率を決めます。

まずはこのページをブックマークし、次のイベントの計画時に40業務の仕分けから始めてください。



  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次