AI研修を受けたあと、自分の担当業務で何から使い始めればよいのか。人材・教育分野の企業への支援では、参加者それぞれの実務に結び付けて使いたいという希望を受け、実際の仕事を題材にしたセッションを行いました。
AiWiLL株式会社代表。AI顧問「WiLLAGENT」で、企業の仕事をAIと人が進められる形にする伴走支援を行っています。記事では、実務で使える手順と、人が確認すべき点を明らかにします。
AiWiLLが支援したのは、業務の要件を決め、AIで実施し、出力を確認してから、次にも使える手順を残す流れです。参加者が手を動かすためのガイドも作り、作業の進め方をファイルにまとめる方法までレクチャーしました。
実業務から、今回やることを決める
この回では、参加者の実際の仕事を題材にしました。まず業務要件を定め、その要件を使ってAIで仕事を進めます。
事前に作成したガイドでは、自分の仕事を整理し、その中から一つを選び、目的・使う材料・作るもの・確認条件を確かめる構成にしました。参加者向けの依頼文と、講師向けの進行も用意しています。
当日は実業務を使い、要件定義からAIによる実施へ進みました。準備したガイドは、仕事を選んでから結果を確かめるまでの道筋を参加者に示すためのものです。
AIの出力を確認してから、手順を残す
当日の流れには、AIで実施した後に、問題がないかを確かめる段階を置きました。そのうえで、再現性のために手順をマニュアル化します。
順序がポイントです。先に想定だけで手順を決めきるのでなく、一度仕事を進め、その結果を確認したうえで、次に使うための手順を残します。
事前ガイドでも、本人が結果を見て指摘し、成果物へ修正を反映する流れを用意しました。毎回共通で使う条件と、今回の仕事だけの材料を意識して残すためです。
ガイドも、参加者が手を動かすために作る
今回の準備では、対話による棚卸し、業務の選定、要件作成、AIによる実行、修正、次回の再利用を案内するガイドを作成しました。コピーして使う依頼文に加え、途中で詰まった場合の補助も含めています。
この回でレクチャーしたのは、実業務を進め、その作業をファイルとして残す方法です。時間短縮や日常業務での定着については、今後の実務で確かめる段階です。
次のテーマとして挙げたのは、AIに渡す情報の整理と、要件・マニュアルを使った日々の仕事の組み立てです。今回作ったものを実務で繰り返し使う段階は、続く支援で確かめていきます。

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