ホームページの小さな記載を直したいのに、どこから操作すればよいか分からない。ある旅館で、お客様向けの案内情報を更新したい担当者と、AiWiLLが一緒に扱ったのは、そんな日常の作業でした。AIからサイトへ接続する設定を進めましたが、途中ではアクセスできない状態が続き、一度つながったあとも別の作業でつまずいています。

赤堀亘
執筆・監修 AiWiLL株式会社 代表取締役 赤堀亘

AiWiLL株式会社代表。AI顧問「WiLLAGENT」で、企業の仕事をAIと人が進められる形にする伴走支援を行っています。記事では、実務で使える手順と、人が確認すべき点を明らかにします。

直したい内容は、具体的に決まっていた

相談者が直したかったのは、料理の案内にある記載でした。あるプランに含まれない内容が載っているため、その箇所を変更したいという相談です。

大きなサイトの作り替えではありません。どのページの、どの説明を直すかが分かる仕事を入口にしました。当時、その旅館のサイトはWordPressで運用されており、管理画面に入り、外部から編集するための接続設定を確認しています。

ここでは「ページを編集すること」と「AIが編集できる環境を用意すること」が別の作業になりました。

接続の問題が、文章の修正より前にあった

セッションでは、AiWiLLが担当者の画面を見ながら、作業場所の選択や、接続に使う情報の置き方、アプリの設定などを順に確認しました。しかし、アクセスを試すと制限を示す応答が返り、設定を見直して再度試すやり取りが続きました。

最終盤には接続成功を確かめるやり取りがあり、ページのリンクと変更したい箇所を伝えるところまで進みました。また、管理画面で更新を求められていたプラグインの更新も実施し、通知がなくなったことをその場で確認しています。

ただし、当日の記録だけから、サイト全体の安全性が確認できたとは言えません。接続できたこと、依頼した変更、更新の実行、公開ページの正しさは、それぞれ確認する対象が異なります。

次の回に、自分で編集したという報告があった

次のセッションでは、相談者から、前回のあとにAIを使ってホームページを編集したという報告がありました。支援の場を離れて試したことが分かる、具体的な報告です。

一方、その日の別の作業では、再びネットワークへのアクセスが制限される場面がありました。接続できるやり取りへ戻って作業を進めつつ、原因の確認は持ち帰りになっています。

この経過から、導入日に一度動けば以後は全部任せられる、とはまとめられません。相談者が自分で行った操作は残しながら、まだ再現しない箇所を次の支援の課題として扱いました。

小さな修正を、確認できる仕事にする

自社で更新作業を頼むときには、次の情報を一組にしておくと、何を確かめるべきかが見えます。以下は今回の記録から編集した確認例です。

  • 対象ページと、いま載っている記述。
  • 正しい記述と、その根拠となる資料。
  • 変更する範囲と、人が確認する箇所。
  • 作業後の公開ページで、変更が反映されたか。
  • 次回も同じ方法で進められるか、まだ止まる条件があるか。

認証情報そのものは、このメモや通常のチャットへ書き込む対象ではありません。接続の方法は、サイトと利用環境に合わせて扱う必要があります。

小さな誤記の修正でも、依頼から結果確認まで通してみると、次に整えるべきものが分かります。今回も、修正内容を考える能力だけでなく、実際に操作できる範囲と、再び使うための手順が課題になりました。

自社のサイトや業務ツールで、どこまでAIに任せられるかを確かめたい方は、WiLLAGENTの支援内容をご覧ください。

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