ウェビナー台本の作り方|60分の時間配分と例文テンプレート【コピペ可】

ウェビナー台本の作り方 オープニング・本編・クロージング例文付き

ウェビナーの台本は、「話す内容のメモ」ではありません。60分の時間配分、参加者の集中が切れるタイミングへの仕掛け、アンケート・個別相談への誘導文句——成果を出すウェビナーの台本には、決まった型があります。

本記事では、累計112件のウェビナー・イベントを企画してきたAiWiLLが実際に使っている60分ウェビナーの台本テンプレートを、例文ごとそのまま掲載します。コピーして固有名詞を差し替えれば、今日から使えます。平均申込率52%(業界平均10〜15%)の開催で毎回回している現物です。


赤堀亘
監修者 AiWiLL代表 赤堀亘

2016年よりB2Bイベントマーケティングに特化したキャリアをスタート。日本テレビ・Bitget等での実務を経て、2023年にSHIFT AI創業に参画しコミュニティ・スクール責任者として2年で3万人規模へのグロースを主導。2026年にAiWiLL株式会社を創業。年間100本超・累計参加者10,000人超のイベントを手掛け、「一度のイベントを半永久的なビジネス資産に変える」マーケティング設計を専門とする。SNS総フォロワー1万人超。(X,Instagram,TikTok - 2026年4月現在)


実力があるのに、競合に選ばれ続けている。 その差は、イベントの「設計」にあります。
集客・当日・二次活用・フォローまで、社長がイベントで権威性と売上を作るための全手順を一冊に凝縮しました。

目次

まず結論:60分ウェビナーの黄金配分

時間 パート 目的
0:00–0:05 オープニング 「最後まで聞く理由」を最初の3分で渡す
0:05–0:10 自己紹介・実績 話を聞く価値の証明(長くしない)
0:10–0:40 本編(3パート×10分) 問題提起→解決の型→事例。10分ごとに区切る
0:40–0:50 Q&A 仕込み質問2問+当日質問。検討度の高い人を見つける
0:50–0:58 クロージング 次の一歩(個別相談・資料)をひとつだけ提示
0:58–1:00 アンケート回収 終了前に画面表示で回収。終了後は回収率が急落する

ポイントは3つ——①最初の3分で「持ち帰れるもの」を予告する、②本編は10分単位で区切る(オンラインの集中力は10分が限界)、③出口はひとつに絞る。以下、この配分どおりの台本全文です。

台本テンプレ①:オープニング(0:00–0:05)例文

オープニングの仕事は挨拶ではなく、「離脱の防止」です。そのまま使える例文を載せます。

要素 例文
開始宣言 「定刻になりましたので、始めさせていただきます。本日は『〇〇〇〇セミナー』にご参加いただき、ありがとうございます。」
ベネフィット予告 「本日は60分で、〇〇を△△する方法を3つのステップでお話しします。終了時には、明日からそのまま使える〇〇のテンプレートをお持ち帰りいただけます。
参加ルール 「皆さまのマイク・カメラはオフのままで結構です。ご質問は画面下のQ&Aボタンからいつでもお寄せください。後半のQ&Aコーナーで回答します。」
特典の予告(離脱防止) 「最後までご参加いただいた方には、本日の資料と〇〇チェックリストをお送りします。」

重要なのは2行目です。「何が持ち帰れるか」を具体物(テンプレート・チェックリスト・診断結果)で予告すると、途中離脱が目に見えて減ります。「役立つ情報をお話しします」では弱すぎます。

台本テンプレ②:自己紹介(0:05–0:10)例文

「私は〇〇社の△△です。これまで□□を××件支援してきました。その中で気づいた、うまくいく会社と止まってしまう会社の違いを、今日は実例ベースでお話しします。」

自己紹介は実績1つ+本編への橋渡し1文で十分です。会社沿革・組織図・サービス一覧をここで話すのは、最も多い失敗です。サービス紹介はクロージングの30秒に置きます。

台本テンプレ③:本編(0:10–0:40)の構成式

本編は「問題提起→解決の型→事例」の3パート×各10分。各パートの台本構成式は次のとおりです。

パート 構成式 例文(書き出し)
1. 問題提起(10分) あるある→原因の言語化→「実はこういう構造」 「〇〇に取り組んでいるのに成果が出ない——よく伺う悩みです。原因は努力不足ではなく、△△の順番にあります。」
2. 解決の型(10分) ステップ提示→各ステップの要点→つまずきポイント 「解決のステップは3つです。まず①〇〇、次に②△△、最後に③□□。順番を変えると機能しません。」
3. 事例(10分) Before→施策→After(数字)→再現の条件 「実際にこの型で進めたA社の例です。導入前は〇〇でしたが、3ヶ月で△△になりました。」

各パートの終わりに「ここまでで一度区切ります。チャットに〇〇と打ってみてください」のような小さな参加アクションを挟むと、集中が10分ごとにリセットされます。スライドは「台本の見出しと同じ順番」で作ると、話と画面のずれがなくなります(構成の作り方はウェビナースライドの構成)。

台本テンプレ④:Q&A(0:40–0:50)例文

Q&Aで一番怖いのは「質問ゼロの沈黙」です。台本に仕込み質問を2問書いておきます。

  • 切り出し:「ここからQ&Aの時間です。すでにいくつかいただいていますので、まずこちらから——『〇〇の場合はどうすればいいですか?』というご質問です。」
  • 仕込み質問の条件:①本編で語り切れなかった具体論、②検討中の人が必ず気にする論点(費用・期間・社内説得)から各1問
  • HOTシグナルのメモ:「自社の場合は」「費用は」という質問者は検討度が高い参加者です。名前を控えてフォローの優先度を上げます(さばき方の詳細はQ&A運営のコツ

台本テンプレ⑤:クロージング(0:50–1:00)例文

「本日のまとめです。〇〇のポイントは①…②…③…の3つでした。ここから先、自社に当てはめると判断が分かれる部分が必ず出てきます。そこで本日ご参加の方に限り、30分の個別相談をご用意しました。いま画面に表示しているQRコード、またはこの後お送りするメールからお申し込みください。」

「最後に1分だけ、アンケートのご協力をお願いします。いま画面のQRコードから、5問・1分で終わります。ご回答いただいた方には本日の資料をお送りします。

  • 出口はひとつ:個別相談・資料DL・次回案内を全部並べると、全部選ばれません。メインの出口をひとつ決め、他はフォローメールに回します(出口設計は商談化の設計
  • アンケートは終了前:終了ボタンを押した後の回収率は激減します。台本の0:58に「画面表示・場内回収」を固定で入れます(設問は5問の型

ワーク:この台本を自社版にする30分

  • STEP1(10分):ベネフィット予告の「持ち帰れる具体物」を決める——テンプレート、チェックリスト、診断シートのどれかを必ず用意する
  • STEP2(10分):本編3パートの見出しを埋める——「あるある」「3ステップ」「事例1社」をそれぞれ1行で
  • STEP3(10分):仕込み質問2問と、クロージングの出口(個別相談 or 資料)をひとつ決める

台本は一言一句書くのは冒頭5分とクロージングだけで構いません。本編は「見出し+話す要点の箇条書き」のほうが、読み上げ口調にならず自然に話せます。

台本完成チェックリスト12項目

  • □ 1. 最初の3分に「持ち帰れる具体物」の予告がある
  • □ 2. 参加ルール(マイク・質問方法)の案内がある
  • □ 3. 自己紹介が2分以内・実績1つに絞られている
  • □ 4. 本編が10分単位の3パートに区切られている
  • □ 5. 各パートに数字か事例が1つ以上ある
  • □ 6. 10分ごとに小さな参加アクションがある
  • □ 7. 仕込み質問が2問書いてある
  • □ 8. クロージングの出口がひとつに絞られている
  • □ 9. アンケートが終了「前」に組み込まれている
  • □ 10. 全体を読み上げて55分以内に収まる(Q&A延長の余白)
  • □ 11. 司会と登壇者の分担が台本上で分かれている(司会用は司会台本の型
  • □ 12. リハーサルで一度通した(リハの2回構成

台本づくりごと任せる選択肢:WiLLWEBINAR

AiWiLLのWiLLWEBINARは、60分ウェビナー1本15万円(税別)で、企画・台本・告知・当日運営・開催後フォローまでを一気通貫で支援するウェビナー運用代行です。本記事のテンプレートは、私たちが実際の案件で使っている台本の骨格そのものです。

累計企画数112件、累計参加人数10,551名、顧客満足度94.9%、平均申込率52%。「台本は書けたが、これで商談につながるのか不安」——その段階の壁打ちからお受けします。

よくある質問

ウェビナーの台本はどこまで一言一句書くべきですか?

一言一句書くのは冒頭5分とクロージングだけで十分です。本編は「見出し+要点の箇条書き」のほうが読み上げ口調にならず自然に話せます。時間配分だけは全パートに分単位で書いてください。

60分ウェビナーの時間配分の目安は?

オープニング5分、自己紹介5分、本編30分(10分×3パート)、Q&A10分、クロージング8分、アンケート2分が基本形です。本編を10分単位で区切るのがオンラインの集中力維持の鍵です。

質問が出なかったらどうすればいいですか?

台本に仕込み質問を2問書いておき、「すでにいただいている質問から」と切り出します。本編で語り切れなかった具体論と、費用・期間など検討者が必ず気にする論点から各1問が定石です。

クロージングでは何を案内すべきですか?

出口はひとつに絞ります。個別相談・資料DL・次回案内を全部並べると行動率が下がるため、メインの出口(多くは個別相談)だけを画面QRコード付きで案内し、他はフォローメールに回します。

台本作成を外注するといくらかかりますか?

台本のみの外注は3万〜10万円程度が相場です。AiWiLLのWiLLWEBINARでは、台本を含む企画から当日運営・フォローまでの一気通貫を1本15万円(税別)で提供しています。

セミナー(リアル開催)の台本にも使えますか?

骨格は同じですが、リアル開催は会場誘導・マイクリレー・名刺交換の動線が加わります。司会進行の台本は別記事「司会台本の型」を、当日運営全体はイベント当日の運営記事を参照してください。

まとめ:台本の良し悪しは「最初の3分」と「最後の10分」で決まる

本編の内容がどれだけ良くても、最初の3分で持ち帰れるものを予告できなければ聞いてもらえず、最後の10分で出口を示せなければ商談になりません。今日掲載したテンプレートの固有名詞を差し替え、ワークの30分で自社版を作ってみてください。



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