選ぶときに見るのは、商品の名前ではなく、何が残るかです。

赤堀亘
執筆・監修 AiWiLL株式会社 代表取締役 赤堀亘

AiWiLL株式会社代表。AI顧問「WiLLAGENT」で、企業の仕事をAIと人が進められる形にする伴走支援を行っています。記事では、実務で使える手順と、人が確認すべき点を明らかにします。

料金は初月10万円(税別)、翌月から月30万円(税別・社員同席込み)。定例は月2回、最低3か月、自動更新なしです。

何が残るか

AI研修で残るのは、知識と受講の体験です。講師が主導し、実務の中へは入りません。

AIコンサルで残るのは、方針と提案書です。実行は別に買うことが多い。

AI社員制作は、1業務を納品する入口です。残るのは、回る1業務です。

AI顧問は、人と型を残す支援です。実務の中に入り、担当者と一緒に手を動かします。

カンパニーブレイン制作は、会社全体の知識と判断を残す展開です。

名前が似ていても、買っているものは違います。

チャットボットやChatGPTとは、どこが違うのか

よく聞かれます。

社内チャットボットは、あらかじめ入れたデータを読んで答えを返す仕組みです。中身は情報検索に近い。聞けば答えますが、作業はしません。

AI社員は、作業ができる場所を持っています。パソコンでできることを、幅広く実行できる。書類を作る、データを整理する、投稿の下書きまで進める。ここが一番大きな違いです。

では、社員一人ひとりにChatGPTのアカウントを配るのとは何が違うか。二つあります。

一つは、機能を絞って渡せることです。「このAI社員には、この仕事を頼めばいい」と決めて渡せるので、全員が使いやすい。何でもできるものを渡されると、かえって使い方が分かりません。

もう一つは、費用です。一つの仕組みを社内で共有するので、人数分のアカウントを配るより安くつくことがあります。

会社の大きさで、設計が変わる

何でもできるAI社員を一体だけ作ると、経営の情報まで入れていた場合に、スタッフがそこへ触れてしまいます。社員の個人情報も同じです。

だから、会社で使うなら権限の整理が先に要ります。人数が多い会社ほど、機能を絞ったAI社員を複数作るほうがいい。逆に、全員で経営しているような小さな会社なら、何でもできるAI社員を一体置けば足ります。

同じ「AI社員を作る」でも、設計はここで変わります。

顧問の中に、主導が違う二つがある

上下関係ではありません。先方の現在地で切ります。

先方が忙しすぎたり、AIを使うとよさそうだけどどう使えるかわからないときは、共創型にします。課題を見つけ、実物を回すところまで、こちらが主導します。

明確にAIを使えるようになりたい、この社員に使えるようになってほしい、というときは育成型にします。先方が主役で、こちらは設計レビューと壁打ちです。

途中で比重を変えてよい。

出退勤のLINEに、AI社員を足す

社名は出しません。先方が言ったのは、出退勤の申告を見てExcelに記帳する作業に時間を取られている、ということでした。

私は「それ、AIに丸投げできますよ」と言いました。是非やりたい、となりました。

新しい画面から始めません。いつもLINEに出退勤メッセージを入れている流れがある。そのLINEにAI社員を入れるだけで、裏側でAIが動く、と示しました。

いま作っているところです。完了した運用ではありません。

こちらが実務を見つけ、今の流れに足す。それが共創型です。研修だけでは、この記帳は残りません。

整っていない会社ほど、先に業務が整理される

これは中小企業ほど効きます。

AIを入れようとすると、必ず業務の整理から始まることになります。何をAIに渡すかを決める段階で、いま誰が何をしているのかを並べることになるからです。

まだカチッと整っていない会社でこれを始めると、業務がどんどん整理されていきます。「仕事が大変だ」だったところが、「自分はこれと、これと、これをすればいい」になる。その中から「この二つはAIに渡せる」が出てくる。渡せない仕事についても、「これは人を育てて任せればいい」と決まります。

結果として、経営者が経営に集中できる環境づくりにつながります。コンサルティングが入ったときに起きることが、AI導入の過程で一緒に起きる、と言ってもいい。

伴走の定義は AI顧問とは へ。金額の中身は 費用の記事 へ。最初の1業務は 1ヶ月目 へ。

取材について

2026年9月の取材をもとに構成。顧客の社名・担当者名は出していません。出退勤のLINEへのAI社員は、いま作っている途上です。料金・最低期間・更新条件は2026年9月10日確定のものです。

医療、建設、農業、営業、製造、飲食など、さまざまな仕事の人が並ぶAiWiLLのキービジュアル。AIを使いこなす会社は、イケてる。

伴走型AI顧問 WiLLAGENT

初月10万円で、AI顧問、使い放題。

月2回・隔週90分の定例枠で、AI社員の開発・改善、社員研修、導入設計・戦略、会社訪問を、御社の仕事に合わせて選べます。定例の間もチャットで相談できます。

初月10万円、翌月から月30万円。最低3か月・総額70万円(いずれも税別)。訪問の交通費、AIツール利用料は別途実費です。

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