赤堀 亘

会社の価値の大半は、社長やベテランの頭の中に埋もれたまま、代替わりとともに消えていきます。私はそれを、AIと一緒に働ける形に変えて会社に残す仕事をしています。文脈が残れば、会社は続く。継げる会社が増えれば、人生を諦めなくていい人が増えるからです。
何をしている人か
静岡県熱海市に本社を置くAiWiLL株式会社の代表取締役です。中小企業に伴走してAIを導入する「生成AI顧問(WiLLAGENT)」を主な仕事にしています。
やっていることは、AIツールの使い方を教えることではありません。社長の判断基準、ベテランの段取り、顧客ごとの機微といった、いままで誰も文書にしてこなかったものを聞き出して構造にし、AIが実務を担える状態まで持っていく。そして、その仕組みを会社の手元に残して去る。3か月で完結する契約にしているのは、依存させないためです。
この進め方を体系化したものを「考脈学(こうみゃくがく)」と名づけ、提唱しています。
実績
(現在10社以上)
支援企業
受講者(AiWiLL分)
グロースさせた規模
※ 支援先には、防災設備メンテナンスの株式会社ウェックス、不動産の株式会社マチモリ不動産などがあります(掲載許諾済み)。
経歴
| 時期 | 所属・活動 | やったこと |
|---|---|---|
| 1995年 | 静岡県生まれ | — |
| キャリア初期 | プラチナムピクセル | — |
| — | 日本テレビ | メディア領域 |
| — | Bitget | B2Bマーケティング |
| 〜2023年 | SHIFT AI 創業参画 | 創業メンバーとして、AIコミュニティを3万人規模へグロース |
| 2026年2月〜 | AiWiLL株式会社 創業・代表取締役 | 生成AI顧問(WiLLAGENT)、生成AI研修、イベントプロデュース |
提唱する方法論 ——「考脈学」
考脈学とは、会社の文脈——暗黙知・判断基準・歴史・顧客理解——を、人とAIが働ける構造に変換し、磨き続けるための理論と技術の体系です。唱え言葉は「起こす、収める、渡す、磨く」。
三つの原理(文脈優位・埋蔵・構造存続)、三つの壁(属人・散逸・陳腐)、四つの工程、五つの律、そして会社の成熟度を測る「考脈レベル」まで、定義から実践までを公式ページで公開しています。
ミッションとビジョン
ミッション:100億企業を再現する。
自分たちが証明してこそ、顧客が安心して頼れる。一社の奇跡ではなく、誰でも辿れる型にしたいと思っています。
ビジョン:会社の記憶を、1000年先へ。
ここでいう記憶とは、文脈のことです。暗黙知、判断基準、歴史、顧客理解。日本は世界一の長寿企業大国で、それを支えてきたのは家訓・のれん・番頭という「文脈を残す技術」でした。その現代版をつくりたいと考えています。
著書
いずれもKindleで公開しています(Amazon 著者ページ)。
- コンテキスト経営|社長の頭の中を、会社の資産に変える
会社の文脈をAIと人が働ける形で残し、経営の再現性をつくる思想と実践。 - ChatGPTを、「AI社員」に育てる方法|会社の記憶を渡せば、AIは「社員」になる
プロンプトではなくフォルダから設計する、AI社員のつくり方。 - Claude Code 超仕事術|AI社員をつくり、AI会社をつくる
AIエージェントを実務に組み込むための実装ガイド。 - AI事業継承|先代の頭の中を、継げる資産に変える
事業承継で本当に消えるのは株式や設備ではなく、判断基準と顧客理解であるという話。 - 事業計画書を書くな|AIと「会社の器」からはじめる起業術
計画書より先に、事業が育つ器をつくるという起業の順番。 - イベントマーケティングの基本が全部わかる本
展示会・ウェビナー・セミナーで商談につなげるための実践入門。 - 月に5万で売ってる場合じゃない|高単価にするだけでいい
副業を事業に変えるための、値付けの考え方。
専門領域
- 生成AIの導入支援・AI顧問(中小企業の伴走支援)
- 暗黙知の棚卸しと構造化(考脈学)
- AIエージェントの業務実装(Claude Code・Codex ほか)
- イベントマーケティング(祭典型イベントのプロデュース)
- コミュニティ・スクール事業の運営とグロース
発信
取材・講演のご依頼
AI導入の実際、中小企業の現場で起きていること、暗黙知の継承、事業承継とAIといったテーマでお話ししています。取材・講演・寄稿のご依頼はお問い合わせフォームからご連絡ください。
