AI顧問のデメリットといらない会社の条件|売る側が契約前に全部言う

買わない理由から、話す。いらない会社の条件まで、売る側が全部言う

「AI顧問 デメリット」と検索するのは、たいてい検討がかなり進んだ後です。提案は聞いた、金額も分かった、悪くない気もする——でも、売る側の説明にはデメリットがほとんど出てこないので、最後に自分で調べている。もしいまがその状況なら、この記事はちょうどいいはずです。売る側が言いにくいことを、売る側が契約前に全部言うために書いたからです。

私は熱海でAI顧問をやっている、AiWiLL株式会社の赤堀です。累計約15社、現在も10社以上の中小企業に月額で伴走しています(AI顧問という仕事の中身は別記事に書きました)。売る側がなぜデメリットを書くのか。理由は単純で、合わない会社と契約すると、3ヶ月後に解約と不信だけが残るからです。だから私たちは、契約前の90分の無料相談で「まだ買わなくていい」とお伝えすることがあります。この記事では、その判断基準ごと公開します。

先に守備範囲を区切っておきます。AIを導入すること自体のメリット・デメリット(学習コスト・停滞期・情報管理など)はAI導入のメリット・デメリットで書きました。この記事が扱うのは、「AI顧問」という月額サービスそのもののデメリットです。月額が続くことの本当の意味、効果の当たり外れ、丸投げできない構造、依存させられるリスク——そして、そもそもAI顧問がいらない会社の条件まで、実額と構造で書きます。


赤堀亘
執筆・監修 AiWiLL株式会社 代表取締役 赤堀亘

日本テレビ・Bitget等でのB2Bマーケティング実務を経て、2023年にSHIFT AI創業へ参画。コミュニティ・スクール責任者として2年で3万人規模へのグロースを主導。2026年、静岡県熱海市でAiWiLL株式会社を創業。生成AI顧問「WiLLAGENT」として、防災設備・不動産管理・旅館・飲食など現場型の中小企業に入り、売り上げ向上に寄与するマーケティングや営業施策をどうAIで質を上げ、数を増やすかを一緒に考え抜き、人手不足のなか報告書・見積・マニュアルづくりといった実務をいかにAIで省くかといった、AIを使った事業づくりを伴走支援している。生成AI研修・Eラーニングの監修も担当。企画したイベント・ウェビナーは累計112件、参加者は1万人超。

AIエージェント・新規事業リサーチ・マーケティングの実践セミナー3本の本編と、WiLLAGENTのサービス説明PDFを、無料の資料セットとして公開しています。→ 無料資料セットを受け取る

目次

AI顧問のデメリット6つ——実額と構造で

営業資料の「注意点」欄に載る薄い話ではなく、契約するお金を出す側の視点で本当に痛いところを6つ挙げます。全部、私が売っている商品の話です。

① 月額が続く——「月20万円」ではなく「年間240万円」で考える

伴走型のAI顧問は月十数万〜30万円程度が相場です。月で見ると、なんとか払えそうに見える。ここに最初の罠があります。顧問契約は続くことが前提の商品なので、判断の単位は月ではなく年です。月20万円なら、年間240万円。中小企業にとってこれは、パート従業員の年間人件費を超え、若手正社員の人件費に近づく金額です。つまり「AI顧問を契約するか」は、実質的に「人をひとり雇うか」と同じ土俵の投資判断です。

売る側として白状すると、月額表記は「買いやすく見せる」仕掛けとしても機能します。だから私は商談で年額換算を自分から言うことにしています。「人をひとり雇うつもりがないなら、うちと契約しないでください」と。月20万円の中身が何にどう使われるかはAI顧問の費用相場|月20万円の内訳で1円単位まで開示しているので、年額判断の材料にしてください。

② 効果が「人」と「設計」に依存する——当たり外れが構造的にある

伴走型の中身は、ほぼ人の時間です。ソフトウェアと違って品質が均一になりません。同じ看板でも担当者によって変わり、同じ担当者でも設計によって変わります。当たり外れは例外ではなく、この商品の構造です。

しかも「当たりの人」でも外れの体験を作れます。私自身がやりました。顧問先の防災設備会社で、初回に作った感動が数回目には「自分で書いたほうが早い気がする」に変わった話は別の記事に書きましたが、原因は先方ではなく、直しをAIの指示へ戻す係と手順を決め忘れていた私の設計ミスでした。型に戻したら直しは消えていきましたが、設計をひとつ飛ばすだけで、月20万円の顧問が「余計な仕事を増やす人」に見える瞬間は来る。売る側の実感として、ここは書いておきます。だからこそ提供者は、実績の看板ではなく「最初の1ヶ月に何をするか」を工程で語れるかで見極めてください。商談で使える評価シートはAI顧問の比較記事に10項目載せてあります。

③ 丸投げできない——請求書に載らない「社内の時間」が必ず乗る

月20万円払えば全部やってくれる、は伴走型では成立しません。AIは自社の業務・判断基準・言葉遣いを教わって初めて働き、それを教えられるのは社内の人だけだからです。目安として、経営者が月2〜4時間、推進役が週2〜3時間。この時間は請求書に載りませんが、実質的な追加費用です。年間240万円の隣に、この人件費も書き足して判断してください。

危ないのはむしろ逆で、「社員さまのお手を煩わせません」「全部こちらでやります」と言う提案です。丸投げを許す提案は、成果が出ない構造を最初から抱えています。商談ではこう聞いてください。

商談で使えるセリフ①「御社と契約した場合、うちの社内では誰が・月に何時間・具体的に何をする必要がありますか」——時間と役割が具体的に返ってこない提案は、その場では気持ちよく、3ヶ月後に何も残りません。

④ 成果が見えるまで2〜3ヶ月かかる——確認する前に40〜60万円が先に出る

伴走型の標準的な時間感覚では、最初の1ヶ月は業務の棚卸し・対象業務の特定・仕組み作りが中心で(1ヶ月目に実際やることの全記録)、業務単位の変化が見え始めるのは3ヶ月目あたりです(3ヶ月・全6回の中身)。つまり、成果を自分の目で確認する前に、40〜60万円を先に払う構造になっている。これは買う側にとって紛れもないデメリットです。

正直に言えば、この2〜3ヶ月は「信用の前払い」です。だからこそ売る側は、初月に何をするかを契約前に工程で示す義務があるし、買う側は初月から劇的な数字を約束する提案のほうをむしろ警戒すべきです。前払いの重さをごまかす提案は、前払いの後もごまかします。

⑤ 依存リスク——「顧問がいないと回らない会社」にされる危険

これは業界の中の人間として一番書きにくく、一番書くべきことです。顧問業の売上は継続で決まります。つまり顧客を依存させるほど儲かる誘惑が、売る側に構造的にある。仕組みやプロンプトを顧問だけが持つ、成果物を渡さない、社内の人が育つ前に次のテーマを始める、更新を前提に話す——悪意がなくても、放っておくと商売の重力でそうなります。

依存の完成形は「快適」なので、渦中では気づけません。気づくのは契約が終わった日、全部が止まったときです。見分け方と契約での防ぎ方は後の章でまとめます。

⑥ 「AI顧問」という名前で別物が売られている——検討の土俵が混乱している

最後は市場側のデメリットです。月数千円のAIチャットアプリと、士業の先生のAIオプションと、月十数万円の人間の伴走が、全部「AI顧問」という同じ名前で売られています。名前だけで情報を集めると、別物のデメリットを混ぜて判断することになる。この記事が扱っているのは伴走型(人間の専門家が毎月入る型)のデメリットです。自社がどのタイプを検討しているのか曖昧なら、先にAI顧問の比較と選び方で仕分けてから戻ってきてください。順番が逆だと、この後の話が全部ズレます。

比較表——どのデメリットが、どんな会社に致命的か

6つのデメリットは、すべての会社に同じ重さでのしかかるわけではありません。会社のタイプ別に致命度を採点しました。✗=契約を見送るレベルで致命的/△=重くのしかかる/○=対処すれば問題にならない/◎=ほぼ影響しないです。

デメリット 業務量が少ない会社 資金に余裕がない会社 社内の時間を出せない会社 定型業務が多く推進役候補がいる会社
① 月額が続く(年240万円) ✗ 使用頻度で割ると割高 ✗ 固定費の重さが直撃 △ 投資が回収されにくい ○ 投資判断として成立
② 効果が人と設計に依存 △ 外れを検証する題材がない △ 外れたときの損失が重い ✗ 設計に付き合う時間がない ○ 評価シートで見極め可能
③ 丸投げできない △ 割く時間の意味が薄い ○ お金より時間で払える ✗ 前提条件が欠けている ◎ 推進役がいれば宿題で済む
④ 成果まで2〜3ヶ月 △ 変化の実感が出にくい ✗ 先払いに耐えられない △ 停滞期で心が折れやすい ○ 織り込めば計画できる
⑤ 依存リスク ○ 依存するほど使わない △ 抜けたくても抜けられない ✗ 検証できず言いなりになる ○ 契約の組み方で防げる
⑥ 名前の混乱 ✗ 安い別物で足りるのに高い方を買う危険 △ 相場観を誤りやすい △ 比較の時間も出せない ○ 仕分けてから選べば済む

読み方はシンプルです。自社の列に✗が2つ以上あるなら、いまは契約しないでください。それはあなたの会社が劣っているからではなく、AI顧問という商品の構造と噛み合っていないだけです。逆に一番右の列——定型業務が多く、推進役候補がいる会社——では、6つのデメリットのほとんどが「対処可能な宿題」に変わります。デメリットは会社を選ぶのです。

「AI顧問をやめた」につながる失敗パターン5つ

相談の場で見聞きしてきた「やめた話」と、自社の反省を合わせて型にすると、5つに集約されます。先に知っておけば、全部契約前に防げます。

  1. 丸投げ型——「プロに任せたのだから」と社内の時間を出さず、月1回の定例が近況報告会になり、半年後「何も変わっていない」でやめた。→ 回避策:契約前にセリフ①で社内の役割と時間を確認し、出せないなら契約しない。
  2. 別物契約型——一般論の相談で足りるのに伴走型を契約した(逆に、現場を変えたいのに月数千円のツール型を契約して「効果がない」とやめるケースも同じ構造)。→ 回避策:契約の前に3タイプの仕分けをする。
  3. 測定不在型——効果の測り方を決めずに始め、更新のたびに「なんとなく良い気はする」で悩み、結局やめた。続けても、やめても、後味が悪い。→ 回避策:「軽くなった業務の時間」と「新しく打てた手の数」の2軸で測ると、開始前に合意しておく。
  4. 相性未確認型——初回商談の印象だけで長期契約し、担当者と合わなかったがやめられなかった。→ 回避策:区切りの短い契約から始める。区切りの短さを嫌がる提供者は、それ自体が判断材料。
  5. 依存完成型——顧問が全部作ってくれて快適だったが、契約終了と同時に全部止まった。本人は満足して更新し続け、やめたのは資金繰りが変わったとき。そして止まった。→ 回避策:次章の「契約の組み方」を最初から入れておく。

気づいた方もいると思いますが、5つのうち4つは「顧問の質」ではなく「契約前に決めなかったこと」が原因です。やめた話の大半は、選び方と契約の組み方の話なのです。

AI顧問がいらない会社の条件6つ

ここからが本題かもしれません。売る側が言う「いらない会社」です。ひとつでも当てはまったら、少なくともいまは、月額の顧問契約を結ぶ段階ではありません。

① 相談したいことが、一般論で足りる会社

「世の中の相場観を知りたい」「文書のたたき台がほしい」「調べ物を速くしたい」。この種の相談に月十数万円の人間は要りません。月数千円のAIツールか、無料の公的窓口で足ります(選択肢はAI導入はどこに相談すればいいかにまとめました)。顧問が要るのは、相談が「うちの場合はどうか」という個別の問いになってからです。

② 業務量が少ない会社

月額は使用頻度で割って評価してください。AIに渡せる定型業務が月に数件しかないなら、1件あたり数万円の相談料を払う計算になります。どんなに良い顧問でも、この算数は覆せません。

③ 作りたいものの要件が固まっている会社

「このシステムを作りたい。仕様もほぼ決まっている」なら、開発会社に直接頼むほうが速くて安い。間に顧問を挟むと、工程と費用が1段増えるだけです。顧問が効くのは要件の手前——「何をAI化すべきかが、まだ言葉になっていない」段階です。

④ 社内に推進できる人が、既にいる会社

AIが好きで、業務も分かっていて、周りを巻き込める人が社内にいるなら、外の顧問に月20万円払うより、その人に時間と権限を渡すほうが先です。外部はスポットの壁打ちで足ります。私たちの商売としては痛い正直ですが、その人を差し置いて外部顧問を入れると、社内のやる気を一人分潰すおまけまで付いてきます。

⑤ 経営者が時間を1秒も出せない会社

月2〜4時間すら出せない状態では、AI顧問どころか、何を買っても失敗します。これはAIの問題ではなく、経営の優先順位の問題です。厳しい言い方になりますが、外注で解決できる状態ではないので、先に時間の問題を解決してください。それができた会社は、顧問なしでも案外進みます。

⑥ 月20万円が、翌月の資金繰りに響く会社

成果の確認前に40〜60万円が出ていく構造(デメリット④)に、資金繰りが耐えられないなら、それは投資ではなく賭けです。まず資金の手当てが先。AIは無料〜月数千円の道具で小さく始められるので、顧問はその後で遅くありません。

商談で使えるセリフ②「正直に伺いますが、うちは御社の顧問がなくても大丈夫な会社ではないですか」——誠実な提供者は「いらない会社の条件」を自分の言葉で答えられます。どんな会社にも「必要です」と答える相手からは、買わないでください。

デメリットを打ち消す契約の組み方——4つの見分け方

ここまでのデメリットのうち、①②④⑤は契約の組み方でかなり打ち消せます。契約書とその手前の商談で確認すべきことを4つに絞ります(そもそも顧問・研修・コンサルのどれを選ぶかで迷っている段階なら、先に手段の選び方の記事をどうぞ)。

AI顧問のデメリットは契約の組み方で打ち消す——月額が続く→期間を区切る、当たり外れ→初月の工程を聞く、丸投げ不可→社内の係を決める、依存リスク→残るものを先に決める
主要なデメリットには、それぞれ契約段階での打ち消し方がある

① 期間の区切り——短い区切り+更新は都度判断か

3ヶ月などの区切りがあり、更新のたびに継続価値を判断できる契約なら、「外れ」を引いたときの損失は区切り1個分で止まります。年間一括・長期拘束・自動更新の組み合わせは、デメリット②と⑤を最大化する組み合わせです。自動更新の有無は、契約書で必ず確認してください。口頭の「いつでもやめられますよ」は、契約書の解約条項と突き合わせて初めて意味を持ちます。

② やめやすさ——解約の予告期間・違約金・最低期間

やめる場面の条件は、一番機嫌のいいとき——つまり契約前——に決めるのが鉄則です。解約の予告は何ヶ月前か、違約金はあるか、最低契約期間はいつまでか。ここが曖昧な契約は、失敗パターン4(やめられない)に直行します。聞きにくい質問ですが、聞かれて嫌な顔をする提供者なら、そのこと自体が答えです。

③ 成果物が社内に残る設計か——契約終了後の所有権

顧問と一緒に作ったプロンプト・手順書・社内ルール・アカウント類は、契約が終わった後も自社のものとして使えるのか。ここが「残る」設計なら、月額は消費ではなく蓄積になります。逆に成果物が顧問側の手元にしか無いなら、払った分は契約終了と同時に蒸発します。

④ 依存させない設計か——「2人目」をゴールに置いているか

依存させない顧問の見分け方は、ゴールの言い方に出ます。「動く仕組みを作ります」で止まる相手より、「社内の2人目に渡して、私たち抜きで回る状態にします」まで言う相手を選んでください。顧問しか触れない仕組みを作りたがるか、社内の人が育つ設計を最初から入れているか。ここが⑤のリスクの分水嶺です。

商談で使えるセリフ③「この契約が終わった半年後、御社なしで、うちの社内には何が残っていて、何が回っていますか」——4つの見分け方を1問に圧縮した質問です。具体的な成果物と人の名前で答えられない相手とは、契約しないでください。

それでもAI顧問が効く会社の条件——正直なバランス

ここまで書いたデメリットは、全部本当です。そのうえで、月額の顧問が効く会社も確かにあります。累計約15社に伴走してきた範囲で、効いた会社の条件は次の形をしています。

  • 書類・下書き・転記・返信などの定型業務が毎週発生している——AIに渡す題材が既にあり、月額を使用頻度で割っても算数が合う。
  • 「やるべきと分かっているが手が回らない」打ち手が3つ以上ある——顧問の対価は時間削減だけでは合わないことが多く、「打てなかった手が打てるようになる」で初めて釣り合います。放置された打ち手の在庫がある会社ほど、回収が速い。
  • ツールを契約したのに定着しなかった経験がある——道具は買えたが習慣が作れなかった会社は、まさに「設計と伴走」を買うべき段階にいます。社員が使ってくれない構造と処方は社員がAIを使わない理由に書きました。
  • 推進役候補はいるが、型と後ろ盾がない——ゼロから人を立てるのではなく、いる人に型を渡す形が一番早い。顧問の仕事は、この人を主役にする黒子です。
  • 経営者が月2〜4時間を出す覚悟がある——結局ここです。時間を出した会社と出さなかった会社の差は、担当者の力量差より大きい。

効果の大きさについては、煽らずに書きます。私たちは効果の数値を、お客様と確認が取れた範囲でしか出さない方針です。だからこの記事に「生産性◯倍」の類は書きません。書けるのは工程の事実——たとえば紙とExcelに埋もれていた報告書作成が「ゼロから書く」から「確認して直す」に変わる、80件以上溜まっていた口コミ返信が動き出す、といった変化が、条件の揃った会社では2〜3ヶ月目に業務単位で見え始める、ということまでです。

自己診断チェックリスト10問——うちにAI顧問は必要か

ここまでの内容を、自社に当てて判定できる形にしました。Yesの数を数えてください。

  1. 書類・下書き・転記・返信などの定型業務が、毎週発生している
  2. 「やるべきと分かっているが手が回らない」打ち手を、3つ以上具体的に言える
  3. 相談したいことが、一般論ではなく「うちの場合はどうか」という個別の問いになっている
  4. 経営者自身が、月2〜4時間をこのテーマに出せる
  5. 推進役候補(AIを面白がって触る人・育てたい人)が社内に1人以上いる
  6. 過去にAIツールを契約したが、業務に定着しなかった経験がある
  7. 社内に、AI導入を自力で設計・推進しきれる人は「いない」
  8. 月20万円前後の支出が、翌月の資金繰りに影響しない
  9. 成果が業務単位で見え始めるまでの2〜3ヶ月を、計画として待てる
  10. 顧問に永続的に頼るのではなく、「契約終了後も社内で回る状態」をゴールにしたい

判定の目安:Yesが8個以上——AI顧問が効く条件が揃っています。契約の組み方4つを確認しながら候補を比較してください。5〜7個——素質はありますが、欠けている条件次第で結果が割れます。無料相談で「足りない条件をどう補うか」から聞いてください。4個以下——いまは契約しないでください。月数千円の道具と無料窓口で始めるのが正解です。

ワーク:1行埋めてください——「うちはYesが__個。足りないのは質問__番の条件で、それは____すれば埋まる。判定は_月_日までに出す」。この記事は、この1行を書くために読むものです。

AiWiLLの自己開示——うちの契約条件と、「まだ買わなくていい」と言う理由

デメリットの記事を売る側が書いている以上、自社の条件を同じ基準に晒すのが筋です。AiWiLLのAI顧問は、月20万円(社員向け支援込みは月30万円)・最低3ヶ月・全6回・自動更新なし。3ヶ月ごとに、続ける価値があるかをお客様の側が判断する設計です。この記事のデメリット6つに対する、うちの答えも並べておきます。

  • ① 月額が続く→ 自動更新を付けず、3ヶ月=60万円単位で判断してもらう。年額換算は商談で自分から言う。
  • ② 人と設計に依存→ 全6回の工程を記事で事前公開し、初回前に工程で判断できるようにしている。
  • ③ 丸投げできない→ 契約前に、社内に必要な時間と役割を先に伝える。出せない会社とは契約しない。
  • ④ 成果まで2〜3ヶ月→ 初月から劇的な数字は約束しない。代わりに1ヶ月目の中身を先に開示している。
  • ⑤ 依存リスク→ プロンプト・手順・ルールは社内に残す。「私たち抜きで回る状態」を支援範囲に含める。
  • ⑥ 名前の混乱→ 比較記事を自分で書いて、うちが負けるケースごと公開した。

そして、契約前の90分の無料相談で、私たちは「まだ買わなくていい」とお伝えすることがあります。業務量と体制を聞いた結果、月額を払う段階ではないと判断したら、まず経営者が汎用AIを1ヶ月触ること、無料の窓口を先に使うことを案内して、商談を終える。売上の機会を逃しているように見えますが、逆です。その状態で契約すると、3ヶ月後にお互いが不幸になることを、私たちは知っているのです。時期が来て戻ってきてくださる会社とだけ契約するほうが、商売としても長持ちします。

AI顧問のデメリットに関するよくある質問

Q1. AI顧問の最大のデメリットは何ですか?

月額が続くことです。月20万円なら年間240万円で、人をひとり雇うのに近い投資判断になります。次に大きいのは、効果が担当者と設計に依存し、当たり外れが構造的にあることです。金額は月額ではなく年額で判断し、提供者は看板ではなく「最初の1ヶ月に何をするか」の工程で見極めてください。

Q2. AI顧問がいらないのはどんな会社ですか?

相談が一般論で足りる会社、AIに渡せる業務量が少ない会社、作りたいものの要件が固まっている会社、社内に推進できる人が既にいる会社、経営者が時間をまったく出せない会社、月額が翌月の資金繰りに響く会社です。これらの会社は、月数千円のAIツール・無料の相談窓口・開発会社への直接依頼のほうが合理的です。

Q3. AI顧問に丸投げはできますか?

できません。AIは自社の業務や判断基準を教えて初めて働き、教える工程は社内の人にしか担えないからです。目安として経営者が月2〜4時間、推進役が週2〜3時間は必要です。「全部こちらでやります」という提案はむしろ危険で、丸投げを許したまま成果が出ない典型パターンに直行します。

Q4. AI顧問の効果はいつから出ますか?

業務単位の変化が見え始めるのは3ヶ月目あたりが標準です。最初の1〜2ヶ月は業務の棚卸しと仕組み作りに使われるため、成果を確認する前に40〜60万円を先に払う構造になります。この前払いを理解したうえで、初月から劇的な成果を約束する提案のほうをむしろ警戒してください。

Q5. AI顧問をやめたくなったら、どうすればいいですか?

やめる場面の条件は契約前に確認しておくのが最善です。確認すべきは、契約期間の区切りと自動更新の有無、解約の予告期間と違約金、やめた後に成果物(プロンプト・手順書・ルール)が社内に残るかの3点です。すでに契約中なら、更新の判断は「軽くなった業務の時間」と「新しく打てた手の数」の2軸で測ってください。

Q6. AI顧問に依存してしまいませんか?

依存させる設計の顧問を選ぶと、依存します。顧問業は継続で売上が決まるため、依存させるほど儲かる誘惑が売る側に構造的にあるからです。見分け方は、成果物の所有権が自社にあるか、社内の2人目に渡すまでを支援範囲と言えるか、自動更新でないかの3点です。契約前に「御社なしで半年後に何が残りますか」と聞き、具体的に答えられない相手は避けてください。

まとめ:デメリットを全部見てから、それでも要るかを決める

  • AI顧問のデメリットは6つ——月額が続く・効果が人と設計に依存・丸投げできない・成果まで2〜3ヶ月・依存リスク・名前の混乱。全部、売る側が知っている構造です。
  • 金額の判断単位は月ではなく年。月20万円は年間240万円=人をひとり雇うのと同じ土俵の投資判断。
  • 請求書に載らない隠れ費用がある——経営者が月2〜4時間、推進役が週2〜3時間。出せないなら、何を買っても失敗する。
  • いらない会社の条件は6つ——一般論で足りる・業務量が少ない・要件が固まっている・推進役が既にいる・経営者の時間ゼロ・資金繰りに響く。ひとつでも該当したら、いまは契約しない。
  • 「やめた」の大半は顧問の質ではなく、契約前に決めなかったことが原因。測り方と社内の役割は開始前に合意する。
  • デメリットは契約の組み方4つでかなり打ち消せる——短い区切り・やめやすさ・成果物が社内に残る・「2人目に渡す」がゴール
  • 商談では3つのセリフを使う。一番重いのは「御社なしで半年後に何が残りますか」
  • 迷ったらチェックリスト10問。Yesが8個以上なら検討、4個以下ならまだ契約しない
  • AiWiLLは月20万円・最低3ヶ月・全6回・自動更新なし。90分の無料相談で「まだ買わなくていい」と言うことがある。

デメリットを全部見たうえで「それでもうちには要る」と思えた会社とだけ、私たちは契約したい。契約を急ぐ必要はありません。まずは資料で中身を確認して、チェックリストの答えとセリフ3つを持って、無料相談に来てください。「まだ買わなくていい」と言われたら、それも収穫です。

「自社なら何から始めるべきか」を見つけたい方へ

AI顧問「WiLLAGENT」は、AIを「知る」で終わらせず、会社の仕事で使える状態まで一緒に動かす伴走型AI顧問です。現場に行き、一緒に作り、社内に残す。経営・営業・マーケティング・業務改善まで、現場の課題から優先順位を決めて進めます。

実務での使いどころを学べるAI実践セミナー3本の本編アーカイブと、3か月伴走の内容・支援領域・料金・FAQをまとめたサービス説明PDFを、無料の資料セットとして受け取れます。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次